国内で新しいダニ媒介性のウイルスによる疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の症例が確認されています。ダニ媒介の感染症(ツツガムシ病や日本紅斑熱等)は治療方法がありますが、この感染症は有効な治療法やワクチンがまだなく、対症療法に限られています。
SFTSウイルスは、本州以南に広く分布するマダニの一種が媒介したとみられています。このダニの仲間が全てウイルスを持っているわけではありませんが、春にふ化して幼虫となり、山野や草むらなどで動物の血液を吸って成長するので、肌の露出を少なくし、虫よけ剤を適宜使用するなどの対策をとり、ダニに刺されないようご注意ください。
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詳しい情報(Q&A)は厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省ホームページ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について