四種混合ワクチンを製造販売している2社のうち、1社の四種混合ワクチン(クアトロバック🄬)の製造販売が令和6年11月で終了しました。
(※1)五種混合ワクチンは、従来の四種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)にヒブワクチンを加えたワクチンです。
ワクチンの切り替えについて
定期接種では、原則として同一種類のワクチンを必要回数接種することとなっています。
クアトロバック🄬で接種を開始したが、販売終了に伴い同ワクチンの在庫がなく接種完了出来ない場合は、別の四種混合ワクチンや五種混合ワクチンに切り替えて接種することが可能です。
切り替えの考え方
これまで四種混合、ヒブワクチンを接種していた方で
- 医療機関にワクチンの在庫がある場合 ➡ 引き続き四種混合、ヒブワクチンの接種を継続
- 医療機関のワクチンの在庫がなく、四種混合の接種ができない場合 ➡ 五種混合に切り替えて接種可能
ただし、すでに四種混合とヒブで接種を開始している方が五種混合へ切り替えをする場合は、ヒブワクチンと五種混合ワクチンのそれぞれの合計接種回数が4回を超えないように接種する必要があります。ヒブワクチンの4回目の接種を完了している方は、五種混合ワクチンでの切り替えはできませんので、四種混合ワクチンの在庫がある間に速やかに接種を済ませましょう。
対象となる方
生後2か月~7歳6か月に至るまでのお子さん
(特に、令和6年2月以前に生まれたお子さんは、ワクチンを切り替えての接種が必要になる可能性があります。)
接種方法の一例
四種混合ワクチンの在庫がなくなった場合(在庫がある間は、原則四種混合での接種になります)
四種混合とヒブを初回接種として各3回接種 ➡ 五種混合を追加接種として1回接種
四種混合を初回3回接種し、ヒブは4回接種(完了) ➡ 【注意】五種混合は接種できません。四種混合を追加接種として接種してください。
予診票
五種混合ワクチンへ切り替える場合は、予診票の差し替えが必要になります。
医療機関に四種混合ワクチンの在庫がないことを確認し、母子健康手帳と四種混合およびヒブの予診票をご持参のうえ、秩父保健センターへお越しください。