ハチに刺された場合、刺された部位の腫れや痛みの他、蕁麻疹や痒み、呼吸苦や血圧の低下、意識がなくなるなどの全身の症状が起こり、中には死亡する方の報告もあります。
これを予防する一番良い方法は、巣に近づかないことです。万一、スズメバチなとに刺されてしまった場合は、次を参考にしてください。
ハチに刺された時の処置
1.その場から、そっと離れる。(ハチが興奮すると、周囲のハチを刺激し攻撃する仲間が増えます)
2.水で洗い流す(針が残っている場合は、ピンセットなどで抜きます。すぐに、傷口を手で絞りながら水でよく洗い流してください。)
3.傷口に薬を塗る(抗ヒスタミン軟膏など虫刺されの薬を使用ください。)
次の場合は、すぐに病院へ
- 初期症状として、発疹、吐き気、嘔吐、下痢などの症状がみられる
- 意識がもうろうとする、呼吸困難、血圧低下(めまいや失神など)⇒この場合は、緊急を要します。すぐに119番通報してください。
以前にハチに刺された経験がある方は、特に注意ください
- すぐに症状が出ない場合も、以前に刺された経験がある方は、数十分経過を見てください。
- ハチに刺されて、発疹や吐き気、呼吸が苦しくなるなどの症状があった方は、周囲の人へそのことを話しておきましょう。
ハチ刺され災害を防ごう(厚労省)