
秩父市を水源とする荒川は、埼玉県の中央部を流れて首都東京を潤し、その流域には約1,000万人が暮らしています。
荒川流域の人々は古くから、文化交流や物流など多様な面で強く結びついてきました。
歴史を紐解くと、荒川の水は江戸の町や農業、日常生活を支える重要な資源でした。また、秩父の森の木材は筏(いかだ)で江戸へ運ばれ、巨大都市のまちづくりに活用されました。さらに、下流域から訪れた人々が札所巡礼などで秩父を訪れ、苗木を寄付して森林の保全に協力するなど、源流と下流は相互に支え合う関係にありました。
現代では都市化や生活様式の変化により、川のつながりを実感する機会は少なくなっています。しかし、水源の保全や流域全体での治水対策、環境への配慮が求められる中で、源流域の役割は一層重要になっています。豊かな森林が育む清らかな水は、流域の暮らしや産業を支える大切な財産です。

秩父市では、上流と下流が互いの立場や課題を理解し、支え合う関係づくりを進めています。森林の適切な管理や水質保全に取り組むとともに、地域資源を活かした地域ブランド化により地域活性化にもつなげていきます。また、流域自治体や住民、企業との連携を深め、防災や環境学習など幅広い分野で協働を広げていきます。

荒川が人と人、地域と地域を結んできたように、これからも流域全体で支え合い共に発展していく社会を築いていきます。その指針となるのが「荒川流域圏構想」です。源流域としての責任と誇りを胸に、流域との共生共栄を未来へとつなげていきます。
荒川の源流・秩父とつながりませんか?
秩父市では、水源涵養につながる森林整備や上下流の交流など、荒川のつながりに着目した活動を進めています。
水資源の循環や環境保全に関心のある企業・団体の皆さま、上下流交流や環境学習に取り組みたい自治体・学校の皆さま、荒川をテーマにした新たな活動を一緒に考えてみませんか。
「こんなことができるかもしれない」「まずは話を聞いてみたい」という段階でも大歓迎です。源流のまち秩父から、流域の未来につながる新たな取り組みを共に創りましょう。
連絡先:秩父市役所総合政策課 荒川流域圏構想担当
電 話:0494-22-2823
コピー用紙を切り替えるだけで、荒川源流域の森林整備に協力できます
「ちちぶの森の木になる紙」は、埼玉県秩父地域の人工林で生産された木材を原料として作られたコピー用紙です。
スギやヒノキなどの人工林は人の手によって管理されることで健全な状態を維持できることから、「伐って、使って、植えて、育てる」というサイクルを回すことが重要です。私たちが普段から使用するコピー用紙をこの「木になる紙」に変えることによって、その収益の一部を秩父地域の森林整備のために活かすことができます。(画像をクリックすると説明ページに遷移します。)

荒川流域圏構想に関する主な活動
令和8年度
2026年6月7日
第19回江東区環境フェアに「荒川の源流!秩父の自然体験」ブース出展
2026年5月9日
埼玉県主催「水源わくわくセミナーin秩父」開催協力
令和7年度
2026年3月14日~15日
GlocalSDGsシンポジウムinちちぶ開催
2026年2月28日
いのちをつなぐ水と流域地球市民フォーラム2026 in Aichiにて市長講演
2026年2月19日
第16回全国源流サミットin東京にて市長講演
2026年2月18日
秩父郡市の首長、国・県の関係機関による「荒川流域を守るための意見交換会」参加
2026年2月17日
グリーンインフラと流域連携に関する勉強会(国土交通省 先導的グリーインフラ形成支援事業)を開催
2025年12月15日
荒川ビジョン推進協議会講演会ににて市長講演
2025年10月21日
森林整備と防災に関する連携協定を締結している足立区による市内視察受入れ
2025年6月29日
GlocalSDGs全国大会in琵琶湖にて市長講演
2025年6月26日
荒川ビジョン推進協議会総会にて市長講演