共同配送サービス
- ヤマト運輸、西濃運輸、福山通運の物流事業者3社の荷物を集約し、地域の事業者(栃ふさ)が大滝地域住民の個人宅まで配送する「おむす便」を、令和6年6月3日からスタートしました。
- 今後は、株式会社ベルク等の小売り事業者とも連携した買い物支援サービスの展開を検討します。
遠隔医療サービス「そばいる」
- 秩父市大滝国保診療所では「患者への医療提供機会の維持」や「訪問業務における医療従事者の移動時間効率化」を目的に「オンライン栄養指導」「D to P with N」「オンライン受診相談」の3つのサービスを、令和6年6月3日からスタートしました。
- 今後は遠隔医療サービスの受診者数など個人情報に該当しない範囲でデータを収集し、今後の行政サービスの検討に役立てていきます。
オンライン栄養指導
大滝地域は、管理栄養士がいる秩父市立病院まで距離が遠く、通院が困難である方が少なくありません。
そこで、患者が診療所でも栄養指導を受診できる体制を整えました。
患者が診療所まで足を運び、診療所内で医師同席のもとオンラインにて市立病院にいる管理栄養士と繋ぎ、栄養指導を受けます。医師は主治医としての知見に基づく栄養管理の助言や、高齢者でオンラインに不慣れなコミュニケーションのサポートをするために同席します。
D to P with N (Doctor to Patient with Nurse)
大滝地域では将来、免許返納等により診療所への通院が困難な患者の増加が懸念されています。
現在、訪問診療も行っていますが、山間地が多い大滝地域内では移動に時間を要し、毎日1~2件程度の訪問しかできていないことが課題です。
このような状況から診療の効率化を図るため、診療所にいる看護師が患者宅を訪問し、オンラインで診療所にいる医師とつないで診療します。
オンライン受診相談
大滝地域では、患者が体調に違和感があったときには、すぐに相談できる窓口は、救急以外には設けられていませんでした。
そこで、新たにLINEシステムを使って、相談窓口の構築しました。
この相談ツールは、患者自身がスマートフォンなどを使って、診療所のタブレットと繋いでオンライン診療を行います。
ダッシュボードシステム
秩父市内の交通情報や気象情報、イベント情報等がひと目で分かる「ダッシュボード形式」で提供を開始しました。
行政や地域内で提供されるサービスから得られる情報を収集・分析・可視化し、事業評価指標(KPI)の進捗確認や各種行政計画立案の基本情報として活用できるツールの使用を開始しました。