秩父市大滝総合支所構内にて、「未来技術エキシビションin秩父(Future Technology Exhibition in Chichibu)」を開催しました!
秩父市では、令和3年(2021年)3月18日に「未来技術エキシビションin秩父(Future Technology Exhibition in Chichibu)」を大滝総合支所の構内で開催しました。これは、秩父市が2020年8月に採択を受けた内閣府地方創生推進事務局が進める「未来技術社会実装事業(令和2年度選定)」の一つである「山間地域におけるスマートモビリティによる生活交通・物流融合事業」の取り組みや、そこで利用される技術を地域住民に紹介する場として開催したものです。
▼取り組みに関する詳細はプレスリリースをご覧ください。
埼玉県初!Society5.0社会の実現に向けた令和2年度秩父市山間地域におけるスマートモビリティによる生活交通・物流融合事業「秩父モデル」構築を強力に推進(令和3年(2021年)3月18日配信)(3502KB)
「未来技術エキシビションin秩父」開催の背景と概要
秩父市は、自然豊かな山間地域が多く存在し、住民の高齢化により、災害時や日常生活において生活交通や物流等の生活インフラの維持が難しくなっている点や若者層を中心とした都市部への人口流出による人口減少が課題となっています。
こうした課題解決のために、未来技術を活用した先端産業分野に取り組み、ヒトとモノの移動の困難さに着目した山間地域における物流・公共交通ネットワーク「秩父モデル」を構築していきます。
本事業を通して、地域住民や観光客等の来訪者の利便性の向上を図るとともに、新たな産業を誘致することにより雇用の創出につなげ、人口減少や流出を食い止め、地域の活力を生み出していきます。
本イベントは、「秩父モデル」の構築を推進していくためには、何より大滝地域に住む住民の皆様に知っていただき、理解していただくことが不可欠になります。そのため、住民向けに第一弾として開催したものです。今後も引き続き、イベントの開催等を通じて、住民の皆様向けの啓発活動を進めてまいります。
▼「秩父モデル」イメージ
「未来技術エキシビションin秩父」の様子
会場には、約50名の地元住民が参加。 ドローンによる配送デモンストレーションを実施。
質疑応答では、積極的に質問していただきました。 (実施協力:楽天グループ株式会社)
前方を歩く人に小型電動モビリティが追従する様子。 AIで配送計画を自動作成。
自動走行を実施。荷物であるお茶ケースを目的地に運ぶ。 トラックに位置情報の取得デバイスを設置。 (実施協力:学校法人早稲田大学) GPSで追跡し、リアルタイムで運行管理。
(実施協力:株式会社アズコムデータセキュリティ)