市では、安全な企業活動を確保するため、がけ地の崩壊を防止するために行う工事に、補助金を交付します。
がけ地・危険工場等の要件
がけ地…傾度30度以上かつ垂直の高さが5メートル以上の傾斜地であって自然の力によって形成されたもの。
危険工場等…がけ上ではがけ地の上端、がけ下ではがけ地の下端からがけ地の垂直の高さの2倍の範囲
(限度:がけ上10メートル、がけ下50メートル)において事業活動を行っている工場等。
補助対象者
市内の危険工場等で事業を行っている方
市内の危険工場等またはその所在する土地を所有している方等
※市税の滞納がある場合等は、対象外になります。
補助対象事業
擁壁、排水施設等の設置、法面の整備その他がけ地の崩壊を防止するための工事であって、以下の全ての条件を満たす場合、補助対象となります。
- がけ地の崩壊により、危険工場等が著しい被害を受ける恐れがあると認められること。
- 擁壁を設置する場合は構造計算または実験により、擁壁を設置しない場合は土質試験等に基づく安定計算により安全が確認されていること。
- 建築基準法等に定める基準に適合していること。
- 本市の建設工事等入札参加資格者またはこれに相当すると市長が認める者が行うものであること。
- 住宅造成工事の一環として行う工事でないこと。
- 宅地の分譲を業とする者が営業として行う工事でないこと。
- 市税を滞納している者が行う工事でないこと。
- 国・県等の補助を受けることとなっている工事でないこと。
補助金の額
対象経費の2分の1(上限1,000万円)
補助金交付手続きの流れ
対象事業の実施前に、交付申請書(様式第1号)に関係書類を添えて申請【企業→市】
審査の上、補助対象事業を決定。【市→企業】
補助対象事業が完了後、実績報告書(様式第7号)に関係書類を添えて提出【企業→市】
報告書内容審後、補助金額を確定【市→企業】
補助金請求書(様式第9号)を提出【企業→市】
補対象事業の決定後、事業内容の変更や中止を行う場合は、変更・中止承認申請書(様式第4号)を提出してください。
申請様式
交付申請書(様式第1号)
交付申請書(様式第1号)
実績報告書(様式第7号)
実績報告書(様式第7号)
補助金請求書(様式第9号)
補助金請求書(様式第9号)
変更・中止承認申請書(様式第4号)
変更・中止承認申請書(様式第4号)
申請にあたってのお願い
- 交付手続を円滑に進めるため、申請前に、あらかじめご相談ください。
- 予算に限りがあるため、年度途中であっても、当年度分の受付を終了する場合があります。