秩父市立病院 診療科のご紹介
※標榜各科の担当医師については、「
外来のご案内」の「外来担当一覧表」をご覧ください。
内科
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの生活習慣病を中心に、慢性腎臓病、肺気腫、認知症などの慢性疾患などに対して総合内科診療を行っています。また、健診異常の精密検査も可能です。
尚、紹介状をお持ちの方は、受付窓口にお申し出ください。
※現在初診の受け入れを制限しております。
詳しくは「内科外来における初診制限について」をご確認ください。
- 糖尿病外来
当院では糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師が複数在籍しており、医師、看護師、栄養士、リハビリ、事務職で糖尿病支援チームとして活動をしています。他の診療所に通院中の方の栄養相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。
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緩和ケア・支持療法(他院で抗がん剤治療中)
がん患者さんの痛みの治療や心のケアなどを行い、穏やかな生活を送れるように支援いたします。緩和ケア認定看護師も在籍しており、医師、看護師、薬剤師、リハビリ、栄養士が緩和ケアチームとして活動しています。遠方の病院で抗がん剤治療の方でも、自宅近くのかかりつけ医として通院可能ですので、お気軽にご相談ください。
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訪問診療・往診
通院が難しい患者さんのご自宅に月1〜2回、医師が訪問診療を行います。末期癌、高齢者、認知症、脳卒中後遺症、神経難病などの方が対象となります。
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巻き爪外来
巻き爪に対するワイヤー治療を行なっております。(※自費診療になります)
木曜日午後
加藤寿(当院常勤医)
奇数月の木曜日若しくは金曜日午後・月1回
安達秀雄(練馬光が丘病院循環器センター長、副病院長)
第2木曜日午後
野村恭一(東松山市立市民病院 病院長)
吉田典史(東松山市立市民病院 副病院長)
第2・4土曜日午前
岡田奈緒子(山野美容芸術短期大学美容保健学科准教授)
※現在、予約の方のみの診察となっています。
毎週水曜日午前(受付時間:午前9時~午前11時)
第2・4金曜日午前(受付時間:午前9時~午前11時)
和田琢(埼玉医科大学病院リウマチ膠原病科 非常勤講師)
これらの専門科目以外の疾患にも対応いたしますが、さらに高次の検査・治療が必要な場合、紹介先医療機関のご希望をお伺いしたうえで紹介させていただいています。治療終了後も可能な範囲で対応させていただきます。
また、セカンドオピニオン(他施設の医師に意見を聞くこと)に積極的に対応していきたいと考えていますので、検査・治療の方針に疑問がありましたら気兼ねなくお申し出ください。なお、看護師との綿密な連携にて、「病気を診て患者を診ず」と言われる診療にならないよう日々診療にあたります。
循環器内科
常勤医師の確保が困難となり、令和2年度より非常勤医師による外来診療(火・水・木曜日)のみとなります。外来では、心不全、虚血性心疾患、不整脈、弁膜症などの診療を行っています。
検査設備は、心エコー、血管エコー、携帯型心電図(ホルター心電図)、血圧脈波(動脈硬化評価)、運動負荷心電図(トレッドミル)が可能で、通常これらの検査でおおよその鑑別が可能です。さらに、平成26年10月よりSIEMENS社の64列MDCTが導入されました。以前はカテーテル検査でしか評価できなかった冠動脈造影検査が、このCT装置で代用できる事もあります。ぜひ相談してください。治療は主に薬による疾患の管理を行いますが、高度な先進医療が必要な場合、適切な初期治療を行い、専門病院への紹介を行っています。
※紹介状をお持ちの方は、火曜日または木曜日にお越しください。
※水曜日は、第1・3・5週のみで、予約のある方のみの受付となっています。
消化器内科
主に消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、肝臓、胆のう、すい臓などの病気の診断と治療を行います。
腹痛、下痢、はきけ、黄だん、吐下血などの症状が気になる方は、当科を受診してください。
外科
現在、常勤医師1人で外科系疾患の患者さんに外来・入院診療、手術、検査等を行っています。
当科で手術を行っている疾患としては、胃癌、結腸・直腸(大腸)癌、肝癌、胆管・胆囊癌、膵癌、食道癌、乳癌、などの悪性疾患、および胆嚢・胆管結石、鼠径ヘルニア、急性虫垂炎や消化管穿孔による腹膜炎などの腹部の手術を要する良性急性・慢性疾患・腹部外傷等です。また手術は大学病院や市中大病院等と同等の日本で標準的といわれている方法で行っています。
悪性疾患に対する抗がん剤治療については、主に外来で施行しています。
腹腔鏡下の手術は患者さんへの負担が少なく、当科では胆嚢疾患、虫垂炎、胃・十二指腸潰瘍、胃癌、大腸癌に対して、行っています。
診療に加え、乳がん検診(毎週金曜日15時~16時30分)も行っております。
検査は全て女性技師が担当しています。
第1・3・5金曜日
鈴木康治郎(旭ヶ丘病院)
第2・4月曜日
鈴木浩一(自治医大さいたま医療センター 教授)
整形外科
現在2人の常勤医師で診療を行っています。整形外科一般を扱い、治療は、現在の整形外科学で標準と考えられる方針に準ずるよう心がけています。
外来診療は再診患者様が非常に多いため予約制としており、紹介状をお持ちの方も待ち時間を少なくするようにしています。予約のない場合でも診察はお受けしますが、手術のため診察希望をお受けできないことがあります。義肢装具療法も特殊なもの以外は対応しています(火・水曜日)。脊椎、膝・股関節などの変性疾患に対する手術療法や高次の検査・治療が必要な場合、大学病院などの医療機関への紹介も積極的に行っています。
入院では、主に外傷に対する手術療法を行っており、包括ケア病棟への転科により長期間の入院・リハビリテーションを行っています。
泌尿器科
2人の常勤医師で業務を行っています。
外来診療は、原則医師2人体制で行っています。予約制度を取り入れており、予約外来と予約外外来を分けることで、患者さんの待ち時間の短縮に努めています。初診の方でも気軽に受診していただければ幸いです。
取り扱う疾患としては、泌尿器科悪性腫瘍、排尿障害、尿路感染症等を中心に泌尿器科全般にわたり、必要に応じて入院で治療します。手術は、内視鏡手術を中心に、一般的な泌尿器科手術のほとんどが可能です。末期腎不全に対する透析療法を行っており、血液透析療法と腹膜透析療法の選択ができます。また、患者さんの希望により、セカンドオピニオンを含む高次医療施設への紹介も積極的に行っています。
地域に根ざした泌尿器科を目指し、日々努力しています。
脳神経外科
常勤医師の確保に努めておりますが、現在は非常勤医師による外来診療のみとなっております。
脳と神経系に発生した手術を要する疾患または手術する可能性の高い疾患を多く扱っています。取り扱う疾患としては、頭部外傷、脳腫瘍、脳血管障害、先天奇形などですが、ほかに三叉神経痛、顔面ケイレン、てんかんなども扱っています。診断や治療から術後の追跡まで行っています。
当科では、重症患者さん、つまり生命に直接関係する危険のある方や意識障害を生じて来院される患者さんも多いため、素早い対応に努めています。
【VSRAD(ブイエスラド)検査について】
秩父市立病院放射線科では、MRIによるVSRAD検査を実施しています。
高齢社会が進む中、アルツハイマー型認知症患者数は増加しています。アルツハイマー型認知症の画像診断法の確立は、早期からの積極的な治療の開始につながります。アルツハイマー型認知症においては、脳MRI画像のなかで着目すべき領域(海馬付近)が非常に小さいことなどから目視による萎縮評価が容易ではありませんでしたが、早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRAD)を用いることで、海馬付近の萎縮の程度を数値で表し、アルツハイマー型認知症の正確性を補うことが可能になりました。
通常の脳MRI検査とセットで行われ、もの忘れが気になる50歳以上の方が検査の対象になります。脳外科外来でご相談ください。
小児科
詳しくは「小児のページ」もご覧ください。
常勤医師2名と各専門医である非常勤医師による診療を行っています。
外来診療については、午前と午後で分かれています。午前中には、一般外来として、発熱やせき、鼻みず、嘔吐、下痢等のお子さんによくある感染性の疾患に対する診療を行っています。予約のない方の診察は9時からです。午後には、常勤医師による予約外来、予防接種外来、そして各種専門外来を行っています。なお、 午後の診療 は、電話での予約制です。予約の際には、以下の連絡先までお電話ください。
常勤医による予約外来では、感染性の疾患ではなく(例えば、夜尿症、片頭痛、過敏性腸症候群、起立性調整障害、運動発達のフォローアップ、不登校の相談等)、診療にやや時間を要する方を対象としています。
入院診療については、小児専用病棟はありませんが、入院治療が必要なお子さんに対しては、保護者の方に付き添いをしていただきながら、対応をしております。なお、可能な限り当院で治療を完結できるように努めておりますが、症状によっては大学病院等をご紹介させていただくこともございます。
各種専門外来及び担当医は、以下の通りです。
第1・3火曜日午後:菊池透(埼玉医科大学病院小児科教授)
第1木曜午後:松本浩(埼玉医科大学病院小児科准教授)
第2・4木曜日:新井克己(元当院小児科部長/現ハロークリニック院長)
第3木曜日:小島拓朗(埼玉医科大学国際医療センター小児心臓科診療部長/準教授)
第1木曜日午後:板澤寿子(埼玉医科大学病院小児科教授)
毎週火曜午後:関千寿花(埼玉医科大学病院小児外科助教)
毎週水曜日午後:武居香里(非常勤臨床心理士)
【午後の外来予約時の連絡先】
受付時間:祝日を除く平日(月~金曜日) 13時30分~16時00分
電話 0494‐23‐0611(代表)
麻酔科
患者さんが手術を受ける際、単に手術中の痛みや意識を取り除くばかりでなく、生命の安全を確保するための全身管理を行うという重大な責務を担っています(術中管理)。また手術前に患者さんを診察することにより、患者さん一人ひとりに合った麻酔法を選択し、患者さんへの説明を行い、希望があれば可能な限り応えられるようにしています(術前診察)。手術後は、手術を受けられた患者さんの痛みや全身状態などの確認を行い、各科から相談があればそれに対応するようにしています(術後回診)。
以上のように、手術ばかりでなく手術前後にわたり(周術期)、患者さんが安心に手術が受けられるよう日夜努力しています。
将来的には、痛みを取り除くという麻酔科の特徴を活かして、痛みをとる診療(ペインクリニック)なども行っていければと考えています。