秩父市立病院各部門のご紹介
放射線科
X線(エックス線)や磁気を利用して体の様子を様々な方法で画像化し、画像診断のために正確で適切な画像情報を各診療科に提供しています。
放射線科における主な検査には、一般撮影検査、X線透視検査、CT検査、MRI検査、マンモグラフィー検査などがあり、検査目的ごとに使用する機器も異なります。
マンモグラフィ検診は地域検診も受け付けており、女性技師が撮影しています。
乳がんは女性がかかる癌の中でも増加し、死亡率も増えている病気です。
早期発見・早期治療で乳がんの死亡率を下げる一助になりたいと考えております。
またCT、MRI検査は他施設からの依頼も受け、検査しています。
詳しくはCT検査についてのページと MRI検査についてのページをそれぞれご覧ください。
他の医療機関からのCT及びMRIの受託検査については、『他医療機関の皆様へ』のページをご確認ください。
【放射線機器管理士1名、放射線管理士1名 医療画像情報制度管理士1名、磁気共鳴専門技術者1名】
それぞれ、日本放射線技師会、日本磁気共鳴専門技術者認定機構により認定されています。
スタッフは患者さんの病気の診断に役立てるよう、専門性を高めて従事しています。
臨床検査科
南館1階MRI室の隣にあり、臨床検査技師7人で血液や尿の成分測定、輸血検査、生理機能検査(心電図・脳波・肺機能・超音波)などを行っています。これらの検査結果から、医師による患者さんの診察または病気の診断、経過観察に必要なさまざまな科学的データを提供します。
臨床工学科
臨床工学技士3人で業務を行っています。
人工透析室において、血液透析・血液ろ過透析・血液吸着などの血液浄化業務や透析装置の保守管理を行っています。
また、院内の輸液ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器などのME機器の中央管理(各部署への貸出や回収・保守など)を行っています。
リハビリテーション科
リハビリテーション科は、主に入院患者様の機能回復訓練を担当しております。患者様の身体機能の回復と向上を目指し、リハビリテーションプランを提供しています。医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士が看護師やソーシャルワーカー等とチームを組み、患者様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供しています。
運動器リハビリテーション(I)
骨折や捻挫、腰椎疾患、変形性関節症などの機能障害に対して、運動機能の回復・改善をサポートします。
脳血管リハビリテーション(II)
脳卒中や頭部外傷後に、多職種でリハビリテーションを行い、日常生活への早期復帰を目指します。
呼吸器リハビリテーション(I)
肺炎や慢性呼吸器疾患、手術後の呼吸機能改善を目指します。
廃用症候群リハビリテーション(II)
長期臥床による機能低下を予防して、健康の維持・改善に努めます。
がん患者リハビリテーション
がんによる疼痛や機能低下に配慮し無理のない範囲で、患者様に寄り添うケアを行います。
【理学療法士6名 作業療法士2名 言語聴覚士1名、歯科衛生士1名】
専門スタッフと疾患別に担当医師が配置され、リハビリのサポートを行います。
また、登録理学療法士、3学会合同呼吸療法認定士、日本糖尿病療養指導士を取得し専門性を高めています。
廃用症候群11,511件 運動器11,040件 呼吸器4,718件 がん2,133件 脳血管3,597件
薬剤科
薬剤管理指導、病棟薬剤業務、また医薬品安全管理業務を通して、安心安全な薬物療法の提供や病院全体の安全管理に努めています。
外来処方を院外へとシフトし、外来化学療法におけるミキシング、患者指導を行っています。
医薬品の適正使用・副作用防止の観点から、積極的にチーム医療に参加します。
調剤薬局さんとの薬薬連携については、『他医療機関の皆様へ』のページをご確認ください。
栄養科
食は医療の一環という観点から、患者さん一人ひとりの症状と嗜好や食習慣に配慮した治療食の提供で、皆さまに満足していただけるような食事づくりを目指しています。
また、管理栄養士による栄養指導、相談も行っており、栄養面から症状改善のためのサポートをしています。
地域医療連携室
地域医療連携室(医療福祉相談担当)では、患者さんが安心して治療や療養を受けられるよう、さまざまな不安や心配ごとについての相談をお受けしています。
また、患者さんやご家族からの相談をお受けして問題解決に向けて援助するための専門職として、医療ソーシャルワーカーや看護師を配置しています。
受診、入院、退院、転院に関するご相談や医療・福祉制度、介護保険の利用に関することなど、安心して治療に専念できるようお手伝いをさせていただきます。秘密は守りますので、どうぞお気軽にご相談ください。
詳しくは「地域医療連携室」のページもご覧ください。