特定外来生物
もともと日本にいなかった生物で、地域の自然に大きな影響を与える生物を特定外来生物といいます。県内ではアライグマ、カミツキガメ、ブラックバスなどの動物やオオキンケイギクなどの植物が確認されています。
特定外来生物に指定されたものは、栽培、運搬、販売、譲渡及び野外に放つことなどが禁止されています。
アライグマ
秩父市では、埼玉県の「アライグマ防除計画」に同意し、アライグマの捕獲を行っています。
クビアカツヤカミキリ
令和5年7月20日(木)に秩父市大宮地内羊山公園内において、成虫が1匹発見されました。
クビアカツヤカミキリを発見したら殺虫後、市役所または総合支所までご連絡ください。
詳しくは、埼玉県HPをご確認ください。
オオキンケイギク

- 多年生植物
- 高さ30~70cm
- 花期5月~7月頃
- 直径5~7cmの橙黄色の頭上花をつける。
条件付特定外来生物
条件付特定外来生物は、外来生物法に基づき特定外来生物に指定された生物のうち、通常の外来生物の規制の一部を当分の間、適用除外にする生物の通称です。
アカミミガメ(ミドリガメ)・アメリカザリガニ
アカミミガメとアメリカザリガニは、2023年6月1日より条件付特定外来生物に指定されました。
一般家庭等での飼養等や無償での譲渡し等については、許可なく行うことができますが、販売・頒布を目的とした飼養等や野外への放出等については、通常の特定外来生物と同様の規制がかかります。
生態系被害防止外来種
幅広く生態系等に被害を及ぼす恐れのある生物を生態系被害防止外来種といいます。
生態系被害防止外来種は身近な場所に存在している場合があるので注意が必要です。
(シンテッポウユリ(新鉄砲ユリ、タカサゴユリ)、フランスギク、キショウブ等市民の方から情報提供いただいています。)
詳しくは生態系被害防止外来種リストをご覧ください。以下からダウンロードできます。
生態系被害防止外来種リスト( 4062KB)
外来種の影響
外来種の中には地域の自然環境に大きな影響を与え、在来種によっては、絶滅の危機に瀕しているものもあります。絶滅のおそれのある野生生物は、環境省や地方自治体やNGOがレッドリスト、レッドデータブックとしてまとめています。
見慣れた野生生物が絶滅の恐れのある生物の場合がありますので、詳しくは環境省ホームページや埼玉県ホームページをご覧ください。
レッドリスト・レッドデータブック〔環境省〕(外部リンク)
埼玉県レッドデータブックについて〔埼玉県〕(外部リンク)
アメリカオニアザミ
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- 高さ50~100cm
- 開花期7~10月
- 花は淡紅紫色
※ 鋭いトゲを持つため安易に触ると危険です。ご注意ください。
リンク
日本の外来種対策(環境省)