秩父市は、市有林約3,000haにおいて森林認証(SGEC-FM)を取得しました。
森林認証は持続的な森林管理を図るための国際基準であり、平成28年の初回認証の時点では、森林管理(FM)部門での認証は埼玉県で初となっていました。
秩父市有林における森林認証の概要
- 認証番号 FAM-017
- 森林管理者 秩父市
- 認証対象林 秩父市および横瀬町内の秩父市有林
- 対象面積 3,004.98ha
- 認証日 令和3年12月19日
秩父市有林SGEC森林管理計画書(289KB)
秩父市有林SGEC森林管理計画のイメージ図(1525KB)
秩父市有林SGEC認証林産物取扱マニュアル(201KB)
秩父市森林整備事業標準仕様書<本文>(4,400KB)
秩父市森林整備事業標準仕様書【様式ダウンロード】
様式1(92KB)
様式2~7(35KB)
様式8(23KB)
事業計画書(23KB)
秩父市有林SGEC認証林産物取扱マニュアル【様式ダウンロード】
別紙1~4(14KB)
新国立競技場整備事業へ木材を供給しました!
秩父市は、新国立競技場整備事業のスタジアム外周部の軒(のき)庇(ひさし)に使用するスギ材を供給しました。
供給した木材は、森林を育てる過程で市内で産出した間伐材です。
間伐すると森林内に光が差し込み下草が生え、樹木の根も成長するため、土砂の流出を防いだり、降った雨が地下水となってゆっくりと流れる効果があります。
したがって、荒川下流の施設が間伐材を使うことは、荒川の洪水を防ぐことにもなり、流域全体にとって意義のあることだと考えます。
平成29年3月にオープンした秩父市役所本庁舎及び秩父宮記念市民会館にも間伐材が使われました。
秩父市は、今後も積極的に間伐を行い、荒川流域の各種施設に木材を提供してまいります。
なお、新国立競技場整備事業への詳細な木材の生産地や供給量等は契約上の関係で非公表です。
森林認証制度とは
適切に管理された森林からの林産物に認証マークを付すことにより、森林保護を図ろうとする制度。独立した第三者機関が一定の基準に照らして認証するが、(1)適正に管理された森林であるかを問う「森林管理(FM(エフエム))認証」(森林所有者が取得)と、(2)認証された森林から伐りだされた木材が加工・流通段階においても他の木材と混ざることなく管理されていたかを問う「加工・流通過程の管理(CoC(シーオーシー))認証」(製材工場等が取得)があり、(1)(2)の工程を通して生産された林産物に対して認証マークを付すことができる。