平成27年度当初予算

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平成27年度当初予算

一般会計予算額　　　　27，907，000千円

市民との協働により、「日本一しあわせなまち」へ

1　予算編成の基本姿勢

　歳入は、市税の減収が予想され、自主財源確保の厳しさが増している一方、歳出は、扶助費等の社会保障関係費や補助費等の臨時福祉給付金等により増加しています。

　予算の編成に当たっては、「秩父市中期財政計画（財政プラン）」を着実に実行し、将来の赤字を回避するために、歳出の重点化・効率化を進め、事業の優先度や費用対効果を勘案しながら大胆なスクラップアンドビルドを行うことによりメリハリのある予算編成を行いました。

2　歳入について

　個人住民税は、景気回復への期待はある一方、景気の足踏み状態から依然厳しい状況で、減額を見込んでいます。固定資産税は、地価の下落による影響等により減額を見込んでいます。
　地方交付税は、普通交付税の交付額が減額していることから、予算額を実際の交付見込額により近づけるため、大幅な減額としました。
　また、国庫支出金は、扶助費や市役所本庁舎等建設事業費の増加に伴い国庫負担金等が増額となり、県支出金は、保育所緊急整備事業補助金等の増加により増額となりました。

　さらに、市債は、小・中学校の耐震化事業の終了等に伴い、減額となりました。

3　歳出について

　総務費は、市役所本庁舎等建設事業費などにより、大幅に増額となりました。
　民生費は、臨時福祉給付金等の増額がある一方、児童手当、障害者自立支援給付費等の減額により、全体では減額となりました。
　土木費は、橋りょうの維持・新設改良事業費等による増額となり、教育費は、学校等の耐震化に伴う改築事業費による減額となっております。