令和6年8月17日(土)に中学生半日看護体験を実施し、秩父市内の中学校に通う中校生4名が参加しました。
中学生向けの看護体験は今回が初めての試みであり、看護師という職業を進路の選択肢として考えてもらうきっかけになればと思い開催しました。
今回の看護体験を通じて、進路を考える体験の場となり、これを機に看護師の道に興味を抱いてもらえると幸いです。
当日の流れ
受付 8時45分~9時15分
台風が去った翌日で、当日は朝から日差しが強くとても暑い日でした。
中学生の皆さんはまず受付を済ませたあと、更衣室で看護師のユニフォームに着替えて大会議室に集合しました。
オリエンテーション・集合写真撮影 9時15分~9時45分
半日看護体験のオリエンテーションが始まりました。
皆さん、緊張している様子です。
オリエンテーション終了後に集合写真を撮影して看護体験が始まりました。
看護体験 10時25分~10時55分
リハビリテーション科のフロアで血圧測定、脈拍測定、酸素飽和度測定、聴診、車いす・ストレッチャー体験、胸骨圧迫を行いました。胸骨圧迫は同じリズムで続けなければならず、2分間という短い時間ながらも大変であることを感じてもらいました。
その後10分間の休憩を設けましたが、皆さん、別々の中学校から来ていましたが、仲良く会話をしていて微笑ましかったです。
院内見学 10時55分~11時10分
院内見学は看護師がリハビリテーション科、泌尿器科、小児科、手術室、一般外来、内視鏡室、救急外来を案内し、各フロアでどのような看護業務を行っているか説明を聞きました。
小児科では看護師がおもちゃを使ってお子さんの注意を引くことで問診がスムーズにできるように工夫していることや、救急外来ではコロナ禍の発熱外来がどのように大変であったかなど、現場を見ながら真剣に聞いていました。
動画視聴、懇親会 11時10分~12時00分
再び大会議室に戻り、日本看護協会の「忘れられない看護エピソード」最優秀賞作品のアニメを2本視聴しました。
多忙な業務や子育ての難しさを感じながらも、熱意や思いやりをもって奮闘する看護師の世界を感じてもらいました。
その後、中学生の皆さんは当院の看護師とともに机を囲み、感想を話してもらったり、看護師から若かりし頃にどのような理由でこの世界を目指したのかエピソードを聞いてもらいました。中学生の皆さんが進路を決めていくうえでの参考になればうれしいです。
懇親会後は修了証を授与して今回の中学生半日看護体験は終了しました。
半日という短い時間でしたが、楽しく受講してもらえたらとてもうれしいです。
もし、進路に悩んでもう一度看護師に話を聞きたいと思ったら、気兼ねなく秩父市立病院にお問い合わせくださいね。
また一緒にお話をしましょう。
参加者のみなさん、お疲れさまでした!
Instagramにも掲載しています
今回の中学生半日看護体験の様子は秩父市立病院公式インスタグラムにも投稿しています。
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