【秩父市立病院】ふれあい看護体験を実施しました

 令和6年8月3日(土)に第26回ふれあい看護体験を実施し、秩父郡市内に在住、または秩父郡市内の高校に通う高校生11名の参加がありました。
 ナース服に着替えた参加者を一日看護師として任命し、院内見学や看護体験、救命法講習などを経験し、体験後のアンケートでは、皆さん充実した時間を過ごせたとの感想をいただきました。
 この体験を機に、看護への関心と理解を深め、将来の進路選択のひとつとして看護師を目指していただけると幸いです。

 

当日の流れ

オリエンテーション 9時15分~9時45分

 看護師のユニフォームに着替えて、ふれあい看護体験が始まりました。

 看護部長のあいさつ(副看護部長による代読)と辞令交付では皆さん緊張している様子でしたが、真剣な様子で聞いていました。

 式典のあとに看護師と一緒に集合写真を撮影したあと、いよいよ病院見学に出発です。

院内見学 9時45分~10時25分

 手術室内の清潔を保つようにキャップをかぶり、三重の扉を通過して見学が始まりました。

 手術室の看護師から医療機器や日々の業務の雰囲気を説明してもらい、みなさん熱心に聞いていました。

 普段見ることができない場所で、高校生からはさまざまな質問をいただき、緊張がほぐれていく様子でした。

 手術室のあとは2グループに分かれて、本館4階病棟と南館3階病棟を見学しました。

 患者さんが車いすやベッド上にいながら体重測定する方法を観察したり、ナースコールの応答など病棟での看護を体験しました。

看護体験 10時25分~10時55分

 見学終了後、大会議室で看護師と一緒に点滴の滴下調整や心電図モニターの使い方を見学したり、血圧測定を行いました。

 看護師の日常業務を体験して、皆さん興味津々な様子で目を輝かせながら取り組んでいました。

 高校生のエネルギーを感じて、看護師の説明にも熱が入ります。

ファーストエイド 11時00分~11時50分

 看護体験のあとは自動体外式除細動器(AED)の使用方法と胸骨圧迫を行いました。

 患者さんの一命を救うために適切な強さ、速さ、継続的に続けることの重要性を学び、皆さん真剣に取り組んでくれました。

修了式 11時50分~12時00分

 最後に市立病院の紹介動画を見てもらったあと、高校生の皆さんから今日の感想を発表してもらいました。

 「とても楽しかった」、「看護師になりたい」といった感想を聞いて、職員一同とても感動しました。

 今日の体験が皆さんが進路を選ぶ手助けになればとてもうれしいです。

 参加者のみなさん、お疲れさまでした!

 

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 今回のふれあい看護体験の様子はInstagram_logo秩父市立病院公式インスタグラムにも投稿しています。

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