毎年、芝桜の開花期にはたくさんの人が散策に訪れます。まちづくり公園課では、一年間を通して芝桜の丘の整備や植栽地の維持管理を行っています。
芝桜の維持管理
除草
芝桜の維持管理で一番大変なのは、除草作業です。芝桜の丘では、除草のための薬品や機械を使わず、人の手による除草作業を行っています。羊山公園管理事務所職員のほか、市民からなる芝桜除草ボランティア(4月~10月、毎週金曜日の早朝)の皆さんにご協力いただいています。
病害虫
病気については、白絹病やラージパッチ病が発生することがありました。また、害虫としてはコガネムシの発生が確認されており、埼玉県農林総合研究センターの指導を受け対応しています。
(右の写真はナガチャコガネムシ)
土壌改良
皆さんにより美しい花を観賞していただけるよう、花が終わってから秋の間に植栽地の土壌改良(植栽地を4分割し、ローテーションを組んでいます。)を行い、芝桜の生育にとってよりよい土づくり、環境づくりを目指しています。
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(1)皆さんに楽しんでいただいた花が終わった後、圃場に株を移し、次の年に向けて土づくりが始まります。
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(2)平成22年度の土壌改良面積は、約2,000平方メートルを予定してます。
土壌改良を行った場所には、次の春、皆さんに「芝桜の丘」の新しい一面をご覧いただくため、基本のデザインをふまえながらデザインの修正を行います。 |
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(3)土壌改良した場所にデザインに基づき、芝桜を植えているところです。これから秩父の寒い冬を迎え、春の開花に備えます。
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