市役所本庁舎及び市民会館の建設に向けて(面積計画)

 平成26年10月2日の新聞折り込みで、「秩父社会保障推進協議会」が開催する「秩父市役所と市民会館建設を考える市民の会」についてのチラシが配布されました。このチラシの内容には重大な誤りがありますので、正しい情報をお知らせいたします。

 

 チラシの下段、

 「今回計画の新庁舎及び市民会館の面積は9,926.75平方メートルです。歴史文化伝承館の面積3,000平方メートルを加えた新庁舎の面積では、7,800平方メートルを超えます。国土交通省基準では、秩父市役所の必要面積は6,857.90平方メートルです。(秩父市役所及び市民会館建設基本構想より)取り壊された秩父市役所旧庁舎の面積は5,626.80平方メートルです。国土交通省基準ならびに旧庁舎と比較しても、1000~2000平方メートルの面積が多く設計されています。

 2040年には秩父市総人口は、43,000人と予測されています。現在、総合支所のある吉田、荒川、大滝の施設面積を除くと、市役所面積はもっと少なくて良いのではないでしょうか。」

 

 以上の文中に「国土交通省基準では、秩父市役所の必要面積は6,857.90平方メートルです。」とありますが、これは「今回計画している新庁舎に対しての必要面積」であり、今回計画している新庁舎の面積は約4,800平方メートルですので、約2,000平方メートル狭いものとなっています。

 また、旧市役所本庁舎は5,626.80平方メートルでしたので、それと比較しても約800平方メートル狭いものです。

 

 したがいまして、「歴史文化伝承館の面積3,000平方メートルを加えた7,800平方メートル」と「国土交通省基準では、秩父市役所の必要面積は6,857.90平方メートル」を比較すること自体が間違いで、「国土交通省基準ならびに旧庁舎と比較しても、1000~2000平方メートルの面積が多く設計されています。」とあるのは、明らかに間違った表現です。

 

 秩父市は、このチラシの誤りの重要性に鑑み「秩父社会保障推進協議会」に抗議するとともに、チラシを訂正するよう申し入れました。