平成28年、明けましておめでとうございます。旧年中は、大変お世話になりました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年12月2日(水)、3日(木)の秩父夜祭。国指定重要有形民俗文化財で重さ12トン~20トンの屋台・笠鉾が街中を曳行され、傾斜約25度の団子坂を引き上げられる。同時に冬の夜空に大輪の花火が打ち上がる。今でもくっきりとその光景が眼に浮かびます。地域の方々と行政の長年培われた一致協力の姿勢がありました。「秩父の底力」に目を見張った2日間でした。
学校においても、家庭、地域、行政の一致協力の底力が実を結びました。12月17日に花の木小学校 、秩父第二中学校、翌18日には南小学校が、インターナショナル・セーフ・スクール(ISS)の国際認証を受けました。認証式典の子どもたちの発表も素晴らしいものでした。 子どもたちの発表の様子を見ていると、全国学力・学習状況調査では測ることができない、「いい力」が育っていると感じました。秩父は、物事の認識のベースになる、自然への畏敬の念や、太鼓、歌舞伎、獅子舞、踊りといった伝統・文化に培われた太い背骨が1本通っているのを感じます。屋台骨がしっかりしています。長年の歴史に培われた「秩父の底力」、「学校の底力」を強く感じた12月でした。
今年は申年。申年の人は、自分が決めたことは勢いのよい実行力で結果を出す勝負強さが特徴と聞いたことがあります。本年は、しっかりと結果を出す年にしたいと思います。