洪水浸水想定区域図について
「洪水浸水想定区域図」とは埼玉県が水防法により定められた県内の河川について、洪水浸水想定区域を指定したものです。令和3年7月の水防法の改正により、洪水浸水想定区域の指定対象が拡大したため、令和6年5月28日に、それまで定められていた埼玉県内18の河川に加え、県管理河川についても、新たに洪水浸水想定区域として指定しました。
「洪水浸水予想区域図」では、「想定しうる最大規模の降雨」によって河川が氾濫した場合の浸水想定区域・浸水深・浸水継続時間を示しています。また、氾濫流による家屋倒壊・流出・河岸侵食の発生が想定される区域も記載しています。
荒川水系上流域を対象に、次の5種類の図面が公表されています。
図面種類 |
想定の降雨 |
算出の前提となる降雨 |
想定最大規模 |
1000年に1度の確率で算出 |
寄居地点上流域の72時間総雨量1000mm |
浸水継続時間 |
同上 |
同上 |
家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流) |
同上 |
同上 |
家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸浸食) |
同上 |
同上 |
計画規模 |
100年に1度の確率で算出 |
寄居地点上流域の72時間総雨量580mm |
洪水浸水想定区域図
詳細は埼玉県ホームページ「想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域等について」
対象となる河川(荒川水系上流域26河川)
荒川、坂東沢川、三沢川、滝の入沢川、日野沢川、赤平川、吉田川、阿熊川、石間川、長留川、薄川、小森川、蒔田川、横瀬川、定峰川、生川、小島沢川、浦山川、橋立川、安谷川、大血川、東谷川、中津川、神流川、滝川、豆焼川