振り込め詐欺に遭わないために

振り込め詐欺とは?



  • 家族・警察官・弁護士・金融会社などを装い金銭を要求する「オレオレ詐欺」
  • 税金・年金などの還付金があると偽り、その手続き名目にATMを操作させ、送金を行わせる「還付金等詐欺」 
  • 通知書・電話・ハガキ・メールで金銭を要求する「架空請求詐欺」
  • ハガキ・電話で資金融資を勧誘し実際は融資しないのに保証金の名目で現金を要求する「融資保証金詐欺」

 これらを総称して「振り込め詐欺」と呼びます。

 市内でも 「振り込め詐欺」と思われる電話が多くかかっており、被害の報告もあります。
 手口(口実)もどんどん複雑、巧妙化してきていますので、1人でも多くの方が被害にあわないよう家族やご近所、勤務先などで「振り込め詐欺」の話題を取り上げるなど、地域の皆さん全員で普段からいざという場合に備えましょう。

振り込め詐欺に遭わないために!



1

 自分のところにも必ず振り込め詐欺の電話がかかってくるという気持ちを持つ。

2

 オレオレ詐欺は、事前に「電話番号を変えた。」という連絡がある。必ず、前の番号に電話をして確認する。

3

 家族の間で通用する合言葉(例えばペットの名前など)を決めておき、本当に家族かどうかを確認する。

4

 税務署,社会保険庁等の役所の職員から、携帯電話を持って(現金自動預払機)に行くよう指示されることは絶対にない。

携帯電話の番号が変わった、トラブルに巻き込まれた等と電話がかかってきたら(オレオレ詐欺)


  • まず、本人やその家族,関係者と連絡を取り、事実を確認して下さい。
  • 事実を確認できない限り、お金を振り込まない様にしましょう。
  • 警察官が事件や事故当事者に示談を勧めるということはありません。
  • すぐに振り込まなければならない示談金というものはありません。
  • あらかじめ家族や肉親の間で合言葉を決めておいたり、自分たちにしか分からない話を出してみてください。
  • 普段から息子さんやお孫さんの会社や部署・上司の名前を確認しておきましょう。

役所などから還付金などがあると電話がかかってきたら(還付金等詐欺)


  • 役所・総務省・税務署・社会保険事務所等が、還付金などを支払う場合に職員が直接電話で連絡し、ATM(現金自動預払機)に行くように依頼したり、操作するようお願いすることは絶対にありません。
  • 電話の相手の役所(課・係)や会社名,氏名,連絡先を聞き出した上で、「こちらからかけ直す」などと言って、いったん電話を切る。
  • 切った後、自分で必ずNTTの電話番号案内等で連絡先を確認する(教えられた電話番号やディスプレイに表示された電話番号を信用せず、確実に自分で確認してください)。
  • 還付金名目の不審な電話があった場合は、その場で判断せずに最寄の警察などに相談しましょう。

身に覚えのない利用料金などを請求されたら(架空請求詐欺)


  • 利用していないものは払う必要はありません。
  • 相手先の電話やファックス,メールに問い合わせるのはやめましょう。また、自分の電話番号やメールアドレスを相手に知らせないようにしましょう。
  • 裁判所から支払催促などはハガキで通知することはありません。
  • 裁判所の少額訴訟の通知をはじめ,公的機関の支払催促がきた場合、まず本物かどうかを確かめましょう。自分で差出先の公的機関を調べ、電話で問い合わせるか,最寄の警察などに相談してください。

お金を借りる前に保証金を要求されたら(融資保証金詐欺)


  • いかなる名目であっても融資を前提に現金を振り込ませることはありません。
  • 取り引きのないところから送られてくる融資のダイレクトメール,ハガキ等に注意し、「低金利ですぐ融資」という甘い言葉に注意しましょう。
  • 融資前に登録料,保証料,保険料など振り込まず、最寄の警察などに相談しましょう。

エクスパックで送金を求められたら


  • エクスパックでの現金の送金はできません。
  • 最近、金融機関のATMによる振り込め詐欺に代わり、エクスパックを利用した送金手段で詐欺を行うケースが増えています。

おかしいな?と思ったら



 不審な電話がかかってきたら、けいさつ総合相談センター(電話#9110)か、最寄りの警察署 [ 秩父警察署(電話  0494-24-0110)、小鹿野警察署(電話  0494-75-0110) ] にご相談ください。