令和4年度教育長からのメッセージ

令和3年度教育長メッセージ 

2022年12月12日 いじめ問題のない、明るく安心して学べる学校

 令和4年も師走を迎え、今年も残りわずかとなりました。今月の2日・3日の秩父神社例大祭、秩父夜祭も天候に恵まれ、3年振りの開催となりました。秩父市内の皆様をはじめ、多くの方々に国指定有形民俗文化財、国指定無形民俗文化財の素晴らしさをご覧になっていただいたことと思います。この祭を行うにあたり、祭に携わっていただいた関係者の皆様には、新型コロナウイルス感染症対策を徹底して行っていただくとともに、秩父神社の各種神事、笠鉾や屋台の組み立てと安全な曳行、また、屋台曳き踊り、屋台芝居、神楽の奉納、夜空を彩った花火、警備や防火など、多くの方々の協力あっての祭でありました。無事に終了できましたことに、心より深く感謝申し上げます。

 児童・生徒の皆さんへ
 皆さんには、8月の暑い夏から寒さも一段と深まった冬まで、何事にも一生懸命に取り組んできたことと思います。長い2学期も残り少なくなりました。今学期は、新型コロナウイルス感染対策を図りながら、運動会や体育祭から始まった学校行事や様々な教育活動が、皆さんの協力によって無事に開催できました。一人一人の努力と仲間と一緒に活動した集団生活ならではの貴重な活動を通して、たくさんの学びや体験ができ、大きく成長したことと思います。2学期の振り返りをしっかりと行い、できなかったことができるようになった、分からなかったことが分かるようになった、初めて見たり、聞いたりしたことなど、心身ともに大きく成長し、自信が持てるようになったことと思います。そして、目標をもって、新たな年である令和5年(正月)を迎えてほしいと思います。
 また、12月10日は「世界人権デー」であり、日本では4日~10日を人権週間に位置付け、様々な人権問題を考える機会や行事を行っています。各学校でも人権週間を中心に、校長先生の講話や児童会・生徒会の集会、道徳の授業や特別活動の授業等、「いじめ」撲滅への取組、より良い集団生活のための標語づくり、他人を尊重した温かい声掛けや行動等、日常生活を振り返るとともに、数多くの取組が行われていることと思います。
 「いじめ」は、絶対に許される行為ではありません。いじめと思っていない言動でも、相手は「いじめ」と思うことはあります。いじめを受けて困っている時、友達がいじめられている時には、勇気をもって先生や家族、友達等に相談し、早く解決してほしいと思います。もし、いじめとは思わない言動でも、相手の人や周囲の人に「やめて」と言われたら、直ちに自分自身の言動を振り返り、「やめる」という勇気や「ごめんなさい」という素直にあやまる気持ちになってほしいと思います。そして、どの学校も、いつまでも、いじめ問題のない、「明るく安心して学べる学校」でいることを祈っています。

2022年12月12日

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