紫陽花(アジサイ)がきれいに咲きほこる6月となり、関東地方も先日梅雨入りとなりました。この時季は、晴れると気温が上昇し、曇りや雨になると涼しく、朝晩は少し寒く感じることもあり、体調管理が難しい時季でもあります。保護者や地域の皆様には、日頃から秩父市の教育行政、学校教育活動へのご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
保護者や地域の皆様のご協力により、令和4年度の修学旅行は、各学校で計画した通り、5月下旬から7月上旬まで、新型コロナウイルス感染症感染対策を講じた上で、すべての学校が実施できるものと考えています。児童・生徒は、各家庭や学校を離れ、それぞれの目的地で、現地ならではの様々な貴重な見学や体験、友達や地元の人との触れ合いなどにより、一生のよき思い出の1ページとなることと思います。ただ、残念なことは、新型コロナウイルス感染症に罹患や濃厚接触者となった児童・生徒の皆さんは、参加することができません。引き続き、感染対策を強化して、感染しないよう留意するとともに、参加できなかった場合は、次の機会の修学旅行には、参加できることを心より願っております。
さて、秩父市における新型コロナウイルス感染症は、市民の皆様の基本的な感染対策により、新規感染者は減少しております。市内においては、今年1月からの第6波と言われるオミクロン株による新規感染者が、4月25日~5月1日の1週間で、今までで一番多い186名確認され、この内児童・生徒は、35名でした。そして、5月30日~6月5日までの1週間は、市民の方の新規感染者が54名、この内児童・生徒は、20名でした。新規感染者は、国内や県内でも減少傾向にあり、秩父市でも約1か月で、三分の一以下に減少しています。とは言っても、児童・生徒の新規感染者は、全体では減少傾向にありますが、感染経路不明による感染、家庭内の感染などにより、増えたり減ったりを繰り返している状況です。このような状況ですが、各ご家庭や学校、放課後学童保育室では、新しい生活様式の励行や様々な感染対策にご協力をいただいております。本当に、ありがとうございます。保護者・地域の皆様には、今後も各小・中学校の教育活動が、感染対策を講じた上で行われ、児童・生徒の豊かな心の育成と、「できること」「わかること」を増やし、自己肯定感が高められるよう、もうしばらくの間、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
そして、1学期も残り1か月余りとなりました。中学生は、学校総合体育大会予選会も始まります。3年生にとっては、新型コロナウイルス感染症対策のために、十分な活動ができなかったかもしれませんが、個人やペア・チームの目標達成に向けて、悔いの残らない大会となることを願っています。
また、6月は、交通事故が多い月とも言われています。雨によって道路が滑りやすく、雨具等により視野が狭くなったりします。児童・生徒の皆さんは、登下校には、十分気を付けてください。さらに、梅雨の時季は、気温の変化やジメジメして湿度が高く、寝不足になったりして、体調を崩しやすくなりますので、気を付けてほしいと思います。適度な水分補給により、熱中症対策もしてください。基本的な生活習慣や食習慣の確立を図り、心身ともに元気に毎日が過ごせるよう祈っています。保護者の皆様には、既に配布済みの「ちちぶっ子 みんなで育てよう」をご参照いただき、秩父市の未来を担う人材育成にご理解とご協力をお願いいたします。
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