今年は8月6日から8月23日までという短い夏休みでしたが、大きな事故もなく、子どもたちは元気に過ごすことができたようです。
夏季休業日中も熱心に部活動の指導にあたっていただいた教職員、外部指導者の皆様、また、夏休み中の学童保育室の運営にあたっていただいた皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。
24日から2学期が始まり、学校に子どもたちの歓声が響くようになりました。
【花の木小学校:登校時には昇降口でまず消毒です】
【久那小学校:地域の方々の見守りに感謝です】
【荒川東小学校:ソーシャルディスタンスを保っての登校です】
【西小学校:ご寄附いただいた消毒用装置を使って朝の消毒です】
【大田小学校:ソーシャルディスタンスを保っての登校です】
【尾田蒔中学校:ご寄附いただいたミストを昇降口へ設置しました】
秩父市においても断続的に新型コロナウイルスの感染者が出ており、予断を許さない状況が引き続いています。2学期も油断することなく、安全・安心な学校となるよう、感染症予防対策をしっかりと行っていきます。8月の校長会議においては、新型コロナウイルス感染症に関して、特に、差別・偏見などの人権問題について、国立成育医療研究センターHPに掲載されている、資料「学校に通う君たちへ」を参考に、各学校で養護教諭による指導を行うよう指示しました。
国立成育医療研究センターHPには、資料「学校に通う君たちへ」の他にも、新型コロナウイルスと子どものストレスに関する資料が多数掲載されています。これらの資料は、当該センター「こころの診療部」のスタッフの皆様が作成したもので、実によくできた、各学校での指導に活用しやすいものとなっております。活用にあたり、当該センターの皆様に感謝を申し上げたいと思います。
【国立成育医療研究センター】新型コロナウイルスと子どものストレスについて
また、この夏は猛暑が続き、熱中症による健康被害が懸念されています。最近では天気予報等で、「熱中症警戒アラート」という言葉が盛んに使われています。「熱中症警戒アラート」は現在、関東甲信地方で提供されており、「暑さ指数(WBGT)※」の推移に注意した行動が求められています。
学校現場においても、教室内外、体育の時間、中学校の部活動等、あらゆる場面で熱中症の危険が予想されますので、8月の校長会議において研修を行いました。
【スポーツ庁Web広報マガジンより】
※暑さ指数(WBGT):人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、人体の熱収支に与える影響の大きい、湿度・日射など周辺の熱環境・気温の3つを取り入れた指標。
2学期が始まり、学校には元気な子どもたちが戻ってきましたが、目に見えない新型コロナウイルスとの戦いが続いています。活気のある学校をつくりあげていくためには、児童生徒、そして教職員が元気でなければなりません。
3密(密閉、密集、密接)を避ける、ソーシャルディスタンスを保つ、「手洗い うがい マスク(必要に応じて)」という感染症対策の基本を徹底しながら、子どもたちにとって思い出に残る2学期となることを願い、9月の教育長メッセージを終わります。