「秩父祭の屋台行事と神楽」を含む「山・鉾・屋台行事」が、平成28年12月1日(日本時間)、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において、人類の無形文化遺産の代表的な一覧に記載されました。
秩父市教育委員会では、「秩父祭」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、12月3日を「伝統文化に親しむ日」として、市内全小中学校を休業日としました。「秩父祭」の継承者である人材を育てるとともに、祭を楽しみ、秩父に生まれ育ったことに誇りを持ち、秩父の良さを再確認できるよう、「伝統文化に親しむ日」を制定しました。
12月の教育長メッセージでは、秩父が誇る伝統文化の一つである「秩父祭」を中心に紹介します。
【11月25日(日)各屋台町会で屋台の組み立てがはじまりました(本町屋台)】
【「花の木小学校歌舞伎クラブ」による12月3日の「上町屋台芝居」公演】
【勇壮に団子坂を引き上げる姿は、秩父祭のクライマックスです】
【花火とともに秩父祭はフィナーレを迎えます】
秩父の子どもたちのなかには、屋台に乗って太鼓を叩くことを目標に、幼い頃から秩父屋台囃子の太鼓の練習に励んでいる子どもたちがたくさんいます。また、「花の木小学校歌舞伎クラブ」は、毎年秩父祭で公演を行っています。こうした子どもたちの活動が、伝統文化としての「秩父祭」を支えています。
また、国の重要無形民俗文化財の指定を受けた「山・鉾・屋台行事」を中心に構成される「全国山・鉾・屋台保存連合会」の総会・研修会が、12月1日(土)、2日(日)の2日間、秩父市にて開催されました。北は青森県八戸市、南は熊本県八代市まで、全国の「山・鉾・屋台行事」関係者約470人が秩父市においでいただきました。この2日間にあわせて、特別な行事も開催されました。
【全国山・鉾・屋台保存連合会総会】
~ISS(インターナショナルセーフスクール)再認証式典が開催されました~
先月11月21日(水)、花の木小学校・秩父第二中学校・南小学校において、ISS再認証式典が開催されました。式典には、10月に行われた現地審査に引き続き、セーフコミュニティ公認認証審査員であるパイ・ル先生、日本セーフコミュニティ推進機構代表理事である白石陽子先生にお越しいただきました。2015年12月に国際認証を取得してから3年、地道に活動を継続してきた成果が実を結び、2回目の国際認証を取得することができました。
子どもたち一人ひとりの表情に、自分たちの学校が再認証校となった喜びや誇りがあらわれていたことがとても印象的でした。
【花の木小学校再認証式典】
【秩父第二中学校再認証式典】
【南小学校再認証式典】