平成28年12月1日、「秩父祭の屋台行事と神楽」を含む「山・鉾・屋台行事」33件がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
秩父市教育委員会では、平成29年11月28日に開催された秩父市教育委員会定例会において、7月20日および12月3日を「伝統文化に親しむ日」とする教育委員会規則を制定しました。また、これに併せて、秩父市立小・中学校管理規則および秩父市立幼稚園管理規則を一部改正し、「伝統文化に親しむ日」を小中学校および幼稚園の休業日とすることとしました。
伝統文化・祭を大切にしてきた秩父市として、伝統文化の次代の担い手である子どもたちが、保護者や地域の皆さんとともに、秩父の代表的な祭である川瀬祭と秩父祭に参加することを通じて、伝統文化に触れ、地域愛を育て、家族や友だち、大人たちとの絆を深めていくことに期待しています。
今年も、たくさんの子どもたちが川瀬祭に参加し、地域の伝統文化に触れることを願っています。
【川瀬祭 中町町会】
【川瀬祭 東町町会】
昨年度より事業をスタートさせた「チチブ アフタースクール スタディ(夜勉)」は、学習支援の場を設けることで、児童生徒の学力向上、学習習慣の定着を目指します。今年度は会場を1か所増やし2会場で開催しており、小学生52名、中学生64名の計116名が一生懸命学習に取り組んでいます。
この事業の特徴は、地域人材の活用です。児童生徒の学習をサポートするのは、地域のボランティアである「夜勉先生」です。現在、13名の方々に協力いただいています。
本年度は秩父高等学校の生徒の皆さんにも夜勉先生をお願いしています。参加している児童生徒たちは、年齢の近い夜勉先生からもたくさんの刺激を受けています。