全国各地で災害や不審者のよる事件が発生するなかで、安全・安心な学校づくりの取り組みは、各学校の喫緊の課題の一つとなっています。11月の教育長メッセージでは、安全・安心な学校づくりに取り組む、ISSの国際認証校3校(秩父第二中学校・花の木小学校・南小学校)について紹介します。
秩父市では、安全・安心なまちづくりをめざし、SC(セーフコミュニティ)の取り組みを推進しています。2012年9月にSCの取り組みを宣言し、2015年11月に国際認証を取得することができました。この取り組みを受けて、2013年7月、SCの学校版であるISSの国際認証取得に向けた取り組みを宣言し、2015年12月、市内3校(秩父第二中学校・花の木小学校・南小学校)がISSの国際認証を取得することができました。
ISSとは、「体および心のケガ及びその原因となる事故、いじめ、暴力を予防することによって、安全で健やかな学校づくりを進める活動」です。このISSの認証は3年ごとに更新され、2018年10月、再認証に向けての現地審査が行われました。
当日は、セーフコミュニティ公認認証審査員であるパイ・ル先生、日本セーフコミュニティ推進機構代表理事である白石陽子先生に現地審査にお越しいただきました。各学校とも、3年間の取り組みについて、しっかりとしたプレゼンテーションを行うことができました。子どもたちがいきいきと活動報告を行う姿がとても印象的でした。
審査の結果、3年間の活動の成果が認められ、3校とも再認証の内定をいただくことができました。
【10月23日(火)花の木小学校現地審査】
【10月24日(水)秩父第二中学校現地審査】
【10月24日(水)南小学校現地審査】
来たる11月21日(水)、ISS再認証式典を各学校で開催します。再認証の喜びを噛みしめるとともに、ISSの活動の成果を市内各小中学校の安全指導に役立てていけるよう、身を引き締めていきたいと思います。