2月は逃げるといわれますが、月日の流れが早く感じます。市内は、今月の5日から6日にかけて、久しぶりに大雪となりました。熊谷地方気象台の発表では、秩父市の積雪は27cmでした。市内の幼稚園や小・中学校は、積雪量や凍結、路線バスの運休等により、休校や始業時刻の変更等が行われました。そんな状況の中、多くの保護者や地域の皆様には、子どもたちの通学路の確保のために、雪が勢いよく降る中や6日は早朝から、玄関先や少し離れた場所の歩道、道路等の雪かきにご尽力をいただきました。地域の方から、一生懸命に雪かきをしていた方がいたという情報もいただきました。
雪かきには、大きなエネルギーを要し、かなり強い運動量であり、安静時の6倍以上のエネルギーを消費するといわれます。湿った雪は重く、少しの時間でも汗をかき、体もくたくたになります。子どもたちや歩く人のために、歩道等の雪かきにご協力をいただいた保護者や地域の皆様に、心より感謝申し上げます。おかげをもちまして、児童・生徒が登下校中に転倒したという報告はありましたが、大きなケガにつながったということはなく、大変助かりました。ありがとうございました。
中学校3年生の皆さんへ
中学校3年生の皆さんは、皆さんの努力と、多くの方の支えによって、義務教育9年間が終わろうとしています。そして、中学校卒業と同時に、次の進路に向けた進路決定の時期となりました。
1月には、私立高校等を希望していた人は、無事に受験が終わり、既に進路が決定した人もいると思います。自己の進路を自分の責任で決めること、今までの人生で進路を選択・決定するという大きな決断をしたことは、初めての人が多かったと思います。卒業後の進路が決定し、新たな夢や目標をもって入学に備えていただきたいと思います。進路決定した生徒の皆さん、そして保護者・ご家族の皆さん、心よりお祝いを申し上げます。
また、3年生の多くの生徒の皆さんは、埼玉県公立高校入試、2月21日学力検査、22日適性検査・面接に臨んだことと思います。受検に当たっては、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などに気を付けて、家族や友達、学校の先生方のアドバイスと協力を得ながら、今までの学習の成果が発揮できたことと思います。ひと安心したのではないかと思います、ご苦労様でした。皆さんの進路決定に向けた今までの取組は、自己の生き方についての考え方や心の成長につながったものと思います。また、自分の責任で進む道を選ぶということ、進路決定を前向きにとらえ、避けて通らずに乗り越えてきたことは、大きな自信にもつながるものと確信します。そして、3年生の皆さんが、目標に向かって、努力し続けてきたことは、きっと下級生のいい手本となると思います。いい結果が出ることを心より念願します。