4月1日より、令和5年度がスタートしました。早いもので、令和も5年目を迎えました。市民の皆様には、平素より、秩父市の教育行政推進にご理解とご協力をいただいておりますことに感謝申し上げます。
学校は、今週から新入生を迎え、在校生はそれぞれ進級し、活気あふれる学校生活が始まりました。今まで、新型コロナウイルス感染症の基本的な対策として、マスクの着用が生活の基本でした。政府の見直しにより、社会も学校もマスク着用を一律のルールとして求めるのではなく、個人の主体的な判断に委ねることになりました。そして、児童・生徒の学びを止めないために、教室等の換気の徹底や手洗いの励行、健康観察等学校での感染対策を実施し、安全な教育環境の維持・確保に取り組んでまいります。
また、保護者の皆様には、各家庭でも同様な感染対策と規則正しい生活や食習慣の確立が大切であると言われておりますので、引き続き、実践していただきますようお願いします。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の影響がどのような状況にあっても、教育活動を止めることはないかと思います。たとえコロナ禍であっても、その状況に応じて感染対策しながら、児童・生徒の成長のための教育活動を行い、誰一人取り残さず大きく成長できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
なお、大人社会も同様かと思いますが、学校生活においても、様々な事由により、マスクを外せない児童・生徒もいるかもしれません。いじめや差別につながらないよう指導してまいりますので、保護者の皆様には、ご理解とご協力をお願いします。
新入生の皆さん ご入学おめでとうございます
在校生の皆さん 進級おめでとうございます
秩父市立中学校は、4月10日に、小学校は、4月11日にそれぞれの学校で、令和5年度入学式が行われました。令和5年度の新入生は、中学生442名、小学生395名であり、新たな学校生活がスタートしました。新入生の皆さんには、1日も早く学校生活に慣れていただき、たくさんの友達と仲良く、そして主体的な活動ができるよう願っています。
また、在校生の皆さんは、それぞれの学年に進級となりましたが、最上級生を中心に児童会や生徒会活動を充実させ、相手の立場を尊重し、認め合い、いじめ問題やいやがらせ等のない、楽しく、安心して学べる学校づくりに取り組んでいただきたいと思います。
秩父市における本年度の小学生は、2,623名、中学生は1,434名、合計4,057名であり、新入生をはじめ児童・生徒の皆さんには、かけがえのない出会いや体験・学びを通して、大きく成長することを願っています。
児童・生徒・保護者・地域の皆さんへ
新年度がスタートしたこの時期は、多くの人が新しい生活となり、新入生は新しい学校へ登下校し、在校生は進級し、社会人の方も新社会人になったり、新しい職場に通勤する人もいます。多くの方が、新しい生活に慣れるために、不安や心配事の解消に力を費やしたり、あわただしい生活を送らざるを得ない場合があります。気持ちや時間に余裕がない場合があり、交通事故が起こりやすい環境にもなりかねません。
児童・生徒の皆さんは、登校時間に余裕を持ち、交通ルールを守って安全な登下校をしてください。また、下校時は、急いで家に帰ろうとしたり、一人や少人数になることもあります。周囲の安全確認をしっかりと行い、また、不審者（見知らぬ人）からの声掛けや誘いには応じず、寄り道をせずに家に帰りましょう。もし、不審者（見知らぬ人）から声を掛けられて困ってしまった場合は、近くの家やお店、子ども110番の家に助けを求めてください。そして、警察へ連絡をしてもらってください。
毎年4月、5月は、交通事故の発生や不審者情報が多く寄せられます。保護者の皆様には、毎日お子さんが、安心して登下校できるよう、交通ルールを守るようご指導をお願いします。また、地域の皆様には、平素、子どもたちの見守り活動にご協力をいただき、感謝申し上げます。本年度も、子どもたちの登下校の時間に、可能な範囲で一緒に付き添っていただいたり、家の近くの道路等での見守りにご協力賜りますようお願いします。