梅雨本番を迎え、ジメジメとした陽気が続いています。曇りや雨の日が続くと気分も落ち込みがちになりますが、教育長として公務を行うなかで、子どもから大人まで、様々なことに真剣に取り組む姿に触れることができました。梅雨にも負けずに頑張る姿を、みなさんにもご紹介したいと思います。
~6月9日(日)秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会~
この大会は、一般男子向けの種目からファミリー向けの種目まで20種目が設けられており、様々なランナーがエントリーすることができる大会で、地元秩父市や埼玉県内のみならず、全国各地から参加者が集まります。選手たちが新緑の秩父路を颯爽と走る姿は圧巻でした。
【大田小学校の児童による選手宣誓】
【真剣な表情でスタートする選手たち】
~6月20日(木)プログラミング教育出前授業~
秩父市教育委員会では、小学校で新しく始まることとなった「プログラミング教育」に対応するため、昨年度から、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様、株式会社ゼンリン様に協力いただき、プログラミング学習を実施しています。今年度は、秩父第一小学校、西小学校の2校で、最先端の「プログラミング教育出前授業」を行っていただきました。
【西小学校(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様)】
センサーロボット(宅急便の車)を使い、いかに早く荷物を届けることができるか試行錯誤しています。物事を論理的に考える力を身に着けさせる授業です。
【秩父第一小学校(株式会社ゼンリン様)】
ドローンのプログラミングを通して、ドローンをどのように飛行させるのかを論理的に考える授業です。
~6月20日(木)秩父市文化財保存活用地域計画作成協議会~
秩父市は文化財の宝庫です。その文化財を次世代に残すこと、そして活用することが求められています。秩父市教育委員会では、文化庁、埼玉県の指導を受け、3年計画で「歴史文化基本構想」の策定を進めることとなり、今年で2年目を迎えます。
これまで、「歴史文化基本構想策定委員会」を開催し、内容の検討を進めてきましたが、本年度の文化財保護法の改正に伴い、「歴史文化基本構想」から「文化財保存活用地域計画」となり、「秩父市文化財保存活用地域計画作成協議会」へと名称が変更となりました。2年後の完成を目指し、急ピッチで作業を進めています。
~6月23日(日)秩父市消防団ポンプ操法大会~
消防団は、「自分たちのまちは、自分たちで守る」という精神に基づき、消防署に勤務している消防職員とは異なり、市民の皆さんによるボランティアによって組織されています。各地域の消防団の皆さんには、夏季休業日などの長期の休みには、夜間の学校の見守りも行っていただいています。
消防団ポンプ操法大会は、消防活動の模範的なポンプの操作を行うことにより、消防団員の消防技術の向上と士気の高揚を図ることを目的とし、毎年6月に開催されています。きびきびとした消防団員の皆さんの動きに感動した大会でした。
~小菅光夫様から絵画を寄贈していただきました~
秩父郡小鹿野町在住の画家 小菅光夫様から、「萩平歌舞伎舞台(対面五郎・十郎)」、「晩秋の萩平」と題する絵画を寄贈していただきました。秩父市寺尾の萩平地区では、「萩平歌舞伎舞台」(埼玉県指定有形民俗文化財)において、秩父の地役者や子どもたちによる歌舞伎が上演されています。教育長室がとても明るく華やかになりました。
【晩秋の萩平】
【萩平歌舞伎舞台(対面五郎・十郎)】