大日堂の天道念仏

市指定無形民俗文化財
平成4年9月17日指定

大日堂の天道念仏だいにちどう てんどうねんぶつ 

所在地:秩父市下吉田字大日堂
保持団体:大日堂耕地


 江戸時代中期から受け継がれている念仏講のひとつである。昔は、春秋の彼岸に行っていたが、秋蚕の都合で春分の日だけに行うようになった。
 この念仏講を「天道念仏」と呼ぶのは、大日如来を祀っていることと、日の出の時刻から日没の時刻まで昼休みを除き、鉦と太鼓を叩き続けることから。しかし、いつの頃からかは不明であるが、ここでは念仏を唱えない。
※公開日:春彼岸の中日
大日堂の天道念仏