桜井のまわり念仏

市指定無形民俗文化財
昭和55年7月7日指定

桜井のまわり念仏(さくらいのまわりねんぶつ)

所在地:秩父市下吉田字桜井
保持団体:桜井地区檀徒中


 空也・一遍などによって、念仏は広く民間に普及した。秩父地方では江戸中期以降、念仏講が各地で催された。
 桜井のまわり念仏も、江戸時代から続いている念仏講のひとつである。道具箱の蓋の裏には、享保18年(1733)の墨書がある。毎月、講宿で念仏会を催すことが慣わしとなっていた。
桜井のまわり念仏