研修内容
1 研修会の趣旨
新学習指導要領の移行期間を来年度に控え、これまでの外国語活動の成果と今後の新しい外国語教育の考え方を合わせ、小学校における外国語活動の指導方法の工夫改善に向けて授業研究会を実施する。また、中学校英語科教員の参加を通して、中学校における授業改善を図るとともに、小・中のスムーズな連携を図るため研修を深める。
2 実施日時
平成30年1月24日(水) 13時から16時40分
3 会場
秩父市立荒川東小学校
4 授業者
小林弘和 教諭 3年松組 外国語活動
5 研修会テーマ
『ALTとの効果的なティーム・ティーチングで創る授業』
6 指導者
北部教育事務所 小久保俊之 指導主事
7 授業の様子
市内外小・中学校から27人の先生方が参加し、荒川東小学校の全先生方と一緒に研修に取り組みました。来年度から始まる中学年の外国語活動の授業提案として大変素晴らしい公開授業が行われました。授業はアルファベットがふんだんに出てくる英語の歌で楽しい雰囲気づくりから始まり、動物の語彙の慣れ親しみをピクチャーカードで行うなど楽しい活動が目白押しでした。ALTと学級担任の小林先生のチームワークの良い進行で子どもたちの興味は大きく膨らみます。事前に児童が作ったペーパーの動物を使って、「ちょっとしかみえない動物園」をグループで作りました。その動物園を持ち運びながら別のグループにWhat's this? と動物の体の一部分を見せながらクイズを出す活動が行われました。 また、絵本教材Story Books "In The Autumn Forest"を使って児童たちと What's this? Rabbit! などやりとりをしながら、絵本を楽しんでいました。
8 研究協議会の様子
ワークショップ形式のグループワークで、授業の良かった点、課題点を出しないながら、よりよい指導方法についてのアイディアを出し合いました。参加した先生たちからはよりよい指導方法について積極的に意見が出され、話し合いが深まりました。その後ポスターセッション方式で各グループで話し合われた意見のアイディアを共有しました。
最後に北部教育事務所の小久保俊之指導主事に指導講評をいただき、子どもたちになるべくたくさん授業中に英語に触れさせる時間を確保すること。ALTの英語にたくさん触れさせる時間を担任の先生が作ってあげることなど、お話をいただきました。