建設業退職金共済制度

 建設業退職金共済制度(建退共制度)は、中小企業退職金共済法に基づき建設現場労働者の福祉の増進と建設業を営む中小企業の振興を目的として設立された退職金制度です。
 この制度は、事業主の方々が、労働者の働いた日数に応じて掛金となる共済証紙を共済手帳に貼り、その労働者が建設業界で働くことをやめたときに建退共から退職金を支払うという、いわば業界全体での退職金制度です。

建退共制度の特長

  • 国の制度なので安全、確実、申し込み手続きは簡単です。
  • 経営事項審査で加点評価の対象となります。
  • 掛金の一部を国が助成します。
  • 掛金は事業主負担となりますが、法人は損金、個人では必要経費として扱われ、税法上全額非課税となります。
  • 事業主が変わっても退職金は企業間を通算して計算されます。
※建退共では、地震等により災害救助法が適用された方々に対し、各種手続の特例措置を実施しています。

加入できる人

  • 加入できる事業主:建設業を営む方
  • 対象となる労働者:建設業の現場で働く人
  • 掛金:日額310円

問い合わせ

ホームページまたは最寄りの建退共支部へお問い合わせください。