令和6年度教育長からのメッセージ

令和3年度教育長メッセージ 

2025年2月5日 丈夫な身体づくりに励み、寒さを乗り越えよう New!

 日本は、昔から暦の上で1年を4つにわけており、春夏秋冬と呼ばれています。近年の気候からは、地球温暖化ともいわれ夏が早くそして長く、春や秋が短く感じます。この4季は、暦の上でさらに24にわけられ、24節気(にじゅうしせっき)といわれています。春から「立春」「立夏」「立秋」「立冬」や「夏至」「冬至」など、季節を表すことばとして24あります。

 第1といわれる最初は、季節の変わり目ともいわれる「節分」の翌日にあたる「立春」です。今年は、2月2日が「節分」で、翌日の3日が「立春」でした。ほとんどの年は、2月3日が「節分」で、4日が「立春」となりますが、令和3年には、124年振りに2月2日が「節分」で、3日が「立春」、今年も2月3日が「立春」でした。

 これは、地球が太陽の周りを1周するのに365日(1年間)と約6時間かかるそうですが、4年に一度2月が1日多い29日までとなる、「うるう年」といって約24時間を1日として調整しているのだそうです。しかし、24節気は、その調整では少しずつずれが生じるために「立春」が2月3日、4日、5日になる年もあるそうです。そのために、前日となる「節分」の日も変わる年があるようです。

 

 秩父地方の「節分」は、「立春」の前日の夜に、季節の変わり目に起こりやすい病気や災害を鬼に見立てて、玄関や窓を開け、「鬼は外、福は内」と2回ずつ声を掛けながら福豆(いった大豆)を鬼にぶつけ、鬼を追い払い、一年の無病息災と幸せを願うという風習があります。豆をまき終えたら、鬼が入って来ないよう急いで戸締りをします。そして、福豆を自分の年齢の数または年齢の数より一つ多く食べる、また、その年の恵方(幸運となる方角)を向き、無言で恵方巻を食べるといった風習もあるようです。今年の方角は、「西南西」とのことです。さらに、鬼が入って来るのを防ぐため、玄関や門にヒイラギにイワシの頭をさして飾る家もあるようですが、今では、珍しくなってきているかもしれません。

 秩父地域の1~2月は、1年で一番寒い時期になるといわれています。今年は、幸いにしてまだ大雪になるようなことはありませんが、気温が低く、空気が乾燥しているためにインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスが、活発に活動しているようです。感染しないように、基本的な感染対策をお願いします。

 幼児・児童・生徒の皆さんには、生活リズムをしっかりと確立するために、やるべきことは早めにすまし、「早寝、早起き、朝ご飯」を励行しましょう。適度な運動も行い、丈夫な身体づくりに励み、寒さを乗り越えましょう。そして、充実した学校生活を送り、卒園・卒業、進級への準備をお願いします。保護者やご家族の皆様のご協力をお願いします。

 また、地域の皆さんには、寒い中にもかかわらず、子ども達の見守り活動にご理解とご協力をいただき、深く感謝申し上げます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

2025年2月5日

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