令和6年も残り1か月半となりました。各学校は、日々の授業に加え、2学期の様々な行事が行われていることと思います。児童・生徒の皆さんは、一日一日の学校生活を大切に過ごし、2学期の成果をたくさん残してほしいと願っています。
そして、今年も秋のさわやかな季節をゆっくりと感じることなく、最近は、朝晩の冷え込みも徐々に増してきました。この時期特有の朝晩と昼間との気温差が大きく、体調を崩さないよう注意する必要があります。かぜ症状やぜんそく症状が多くなっているというニュースもありましたので、十分注意して、健康な毎日が送れるようにしてください。
さて、埼玉県では、11月を「いじめ撲滅(ぼくめつ)強調(きょうちょう)月間(げっかん)」と位置づけ、いじめの根絶を目指しています。各学校では、1年間を通して「いじめ」のない、「いじめ」が起こらない環境づくりに取り組んでいることと思います。しかし、本市の学校においても、仲間はずれにされた、無視された、陰口を言われた、言葉の暴力を受けた、紙やスマートフォン、パソコンなどで悪口を書き込まれたなどの「いじめ」は、少なからず起きているのが現状です。「いじめ」は、人権侵害であるとともに、犯罪につながることもあり、絶対に許される行為ではありません。
「いじめ」は、学校をはじめ、多くの人が活動や生活をする中で、様々な考えや意見がぶつかることにより起こることがあります。どの学校でも、集団生活の中では、起こる可能性がありますが、お互いを尊重し合い、必要に応じて話し合いを通して、「いじめ」を起こさないようにしなければなりません。
児童・生徒の皆さん、もし「いじめ」を受けていると感じたら、勇気をもって早めに先生や友達、家族の人などに相談して、一刻も早く解決できるようにしてください。「いじめ」のない明るく安心して学べる学校を、学校の先生と皆さんで協力してつくってほしいと強く願っています。
保護者の皆様には、「いじめ」の根絶に向けて、お子様の小さなSOSに気付けるようご協力をいただき、もし「いじめ」であると感じた場合には、学校や教育委員会事務局、教育相談室等へ情報提供をお願いします。
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