繭から銘仙へ

  ちちぶ銘仙館で、繭から糸を取り、捺染し、機を織り、秩父銘仙になるまでの工程をご覧いただけます。
 古くから織物の世界は、製糸、染物、機織など分業制によって成り立っていましたが、今、それらの技術は時代とともに消えつつあります。
  そこで、当館では、それらの技術を次の世代に伝えるとともに、市民をはじめ秩父を訪れる多くの方々にも広く知っていただくため、繭から銘仙までの一連の工程を館内において実演しています。
 かつて銘仙の5大産地であった、秩父、足利、桐生、伊勢崎、八王子のうち、このように繭から銘仙になるまでの全ての工程が見学できる施設は「ちちぶ銘仙館」のみです。
 ちちぶ銘仙館では、これ以外にも、手機織、草木・藍染、型絵染め等の体験も可能です。お気軽においでください。

全作業工程実施日(全施設稼動日) 

 
毎月第2土曜日 9時00分~16時00分

稼動設備

多条操糸機、撚糸機、整経機、動力織機、管巻機など

実演内容

ほぐし捺染、捺染型彫、手機織り、経糸ねりなど

※技術者の都合により、一部の設備が休止している場合もあります。
※通常の開館日においても一部の工程を実施している場合もあります。

  • 館内「糸繰室」 繭から糸を取り出しています。
 

繭から糸を取る「糸繰室」

 

染め織り体験をやってみよう!

 
ちちぶ銘仙館では、施設の見学だけではなく、染め織りの体験もできます。ご来館の際にはぜひ、挑戦してみては?

手織り体験

  • コースター  1,000円

藍染、草木染め体験

  • ハンカチ 1,300円
※染め織り体験については、事前にお電話にて予約をお願いします。また、内容が変更になる場合もあります。

予約受付時間

開館日の9時00分~15時00分