本日は、「埼玉・群馬の健康と医療を支える未来医療人の育成事業」に関する令和6年度外部評価委員会に外部評価委員として参加しました。
この事業は、地域に必要な知識、技能、態度、価値観を共有し、将来の地域医療に貢献できる医療人を養成することを目的としています。医師不足の地域における医師の定着を図るために、埼玉県・群馬県、両県医師会、埼玉県立大学などの連携機関と、両県県境地域の13の医療機関が協力し、健康と医療を支える未来医療人の育成に取り組んでいます。
外部評価委員会では、これまでの取り組みや成果について多角的な視点から評価を行い、今後の改善点や新たな方向性について意見を交わしました。
地域医療の充実には、医療人材の育成の質を高める必要があり、そのためには病院だけでなく、教育機関との連携や実践的な研修プログラムの充実も求められます。委員会での議論を通じて、地域のニーズに応じた柔軟な対応が必要であることを再認識しました。
また、医療人材育成にあたっては、単に知識や技術を教えるだけでなく、地域社会とのつながりやコミュニケーション能力の向上も重要です。私からは、地域医療への志を持った医師やコメディカルの養成を引き続きお願いし、未来の医療人材が活躍できる環境を整えていきたいと述べさせていただきました。
2025年2月7日