十文字峠の里程観音

市指定有形民俗文化財
昭和45年11月3日指定

十文字峠の里程観音じゅうもんじとうげ りていかんのん 

所在地:秩父市大滝栃本ほか
所有者:秩父市


 武州と信州を結ぶ十文字峠は、碓氷・箱根の中間道として主要な役割を果たしていた。
 この里程観音は、元治元年(1864)に武州栃本と信州梓山・居倉などの有志により建てられ、武州地内に4基、信州地内に1基、一里(約3.9km)ごとに配置されている。三峰参詣者や善光寺参りに行き交う人々の旅の安全を見守るとともに、目安となっていた。
十文字峠の里程観音(一里観音) 十文字峠の里程観音(二里観音)
一里観音           二里観音
十文字峠の里程観音(三里観音) 十文字峠の里程観音(四里観音)
                                                三里観音           四里観音