加藤家板石塔婆

市指定史跡
昭和44年1月8日指定

加藤家板石塔婆かとうけいたいしとうば 

所在地:秩父市日野田町2丁目22番29号
所有者:個人


 30基以上に及ぶこれらの板石塔婆は、明治時代の頃、加藤家で土室を設けるため、母屋の北東よりの山根を掘り下げる作業中に、地下約1.5mの所から発見したものである。その時、巻物一巻、巡礼用の振鈴一点も出土したと伝えられている。板石塔婆の造立年代は、延慶3年(1310)のもの、正和5年(1316)、文和4年(1355)のものが古く、種子は三尊種子のものが多い。
加藤家板石塔婆