白久の串人形(白久の人形芝居)

国選択無形民俗文化財
昭和48年11月5日選択
(県指定無形民俗文化財 昭和52年3月29日指定) 

白久の串人形(白久の人形芝居)しろく  くしにんぎょう しろく  にんぎょうしばい

所在地:秩父市荒川白久(豆早原地区)
保持団体:白久串人形座(白久串人形保存会)


 この串人形芝居の誕生は、江戸幕末から明治初期頃、白久豆早原に住む人たちが太田村(現秩父市)の人より38体の人形を買い求め、一座を組織し現在に伝わる操法を編み出し上演したものである。
 寺の縁日や神社の祭礼等に上演されてきたが、その後、映画の進出や戦争のため一時中断を余儀なくされた。しかし、昭和27年に地元有志により見事に復活された。主な出し物は「御所桜堀川夜討弁慶上使之段」、「傾城阿波鳴戸巡礼歌之段」、「朝顔日記宿屋之段」、「絵本太閤記十段目尼ケ崎閑居の場」等がある。
※公開日:4月第3日曜日
白久の串人形(白久の人形芝居)