大林山廣見寺惣門

市指定有形文化財(建造物)
平成15年1月24日指定

大林山廣見寺惣門だいりんざんこうけんじそうもん 1棟

所在地:秩父市下宮地町5349番地ほか
所有者:廣見寺


 惣門は、桁行2.54m・梁間2.12m、切妻造、茅葺型銅板葺の禅宗様四脚門で、17世紀の造営と考えられる。
 この門は、随所に中世の手法を用い、門に調和した妻飾り、茅葺型屋根の堂々とした外観は、県下でも優位の四脚門である。
 また、門には江戸時代の渡来僧東皐心越禅師(とうこうしんえつぜんし)により書かれた「大林山」の扁額が掲げられている。
廣見寺惣門