高野佐三郎遺跡(明信館本館及び遺品一式)

市指定史跡
昭和40年10月1日指定

高野佐三郎遺跡(明信館本館及び遺品一式)たかのささぶろういせき  めいしんかんほんかんおよ いひんいっしき  

所在地:秩父市中町21番5号
所有者:秩父市・個人


 剣聖高野佐三郎は、文久2年(1862)大宮郷(現秩父市)高野家の長男として生まれた。高野家は当時秩父神社柞の森にあり、今も先生の「産湯の井戸」がある。4才にして祖父苗正(みつまさ)より小野派一刀流の組太刀を学び、5才にして組太刀56本を忍藩主松平下総守忠誠公の上覧に供し、銀子一封に「奇童」の二字を添えて下賜された。89才の生涯を閉じるまで幾多の天覧の栄に浴した。
高野佐三郎遺跡(明信館)