神庭洞窟

県指定史跡
平成5年3月10日指定

神庭洞窟かにわどうくつ

所在地:秩父市三峰字女夫岩139番地1
所有者:個人


 神庭洞窟は、荒川の侵食によってできた石灰岩洞窟で、天然の住居として古くから利用されてきた。
 この洞窟は、過去3回の調査によって縄文時代から近世に至るまでの遺物が確認され、長期間にわたって人々が住んでいたことが明らかとなった。
 特に、縄文時代草創期(12,000年前)の隆起線文(りゅうきせんもん)土器は日本最古の土器群の一つであり、山間部における縄文時代の人々の生活を知る上で貴重な遺跡である。
神庭洞窟