
毎月初めに、市長メッセージを発信しています。組織内でのコミュニケーション手段として、私自身の言葉で職員の皆さんに語りかけ、価値観や理念を共有し、政策の方向性を示すだけでなく、地域への関心を高め、組織文化を育むことができればと考えています。
さて、本日2月4日は立春です。暦の上では今日から春が始まります。私たちは一年の中で季節の移ろいを感じながら、節分や正月、祭りや年中行事などさまざまな行事や風習を通じて祝い、祈り、日々の暮らしを営んできました。こうした営みは単なる行事ではなく、自然と共に生き、人と人とが支え合いながら生活してきた日本の精神文化そのものだと思います。
秩父市は、その日本の素晴らしい精神が今もなお生活の中に息づいている土地です。祭りや地域行事はもちろん、日常の中での声かけや助け合いといった当たり前の行動の中に、連綿と育まれてきた秩父らしさが感じられます。私は、この秩父市の精神性を「わかちあい」という言葉で表現しています。自分たちが持っているものを出し合いながら知恵や力、時間や思いをわかちあうことで共に生きていく。その精神が、このまちには確かに根付いています。
これからのまちづくりについて考える際には、この精神をしっかりと意識することがとても大切だと考えています。しかし一方で時代は大きく変化しています。そのため、この精神を大切にしつつも、デジタル技術や新しい仕組みなど、時代に即した有効な手段も積極的に取り入れていきたいと思っています。
秩父らしさと新しさ、その両方を大切にしながら、より良い市民サービスとより良いまちづくりへ向けて、一人ひとりの力添えが必要です。共に秩父の未来を築いていきましょう。またまだ寒さが厳しい時期が続いていますので、体調には十分ご留意ください。

<2月の市長メッセージ>
<過去の市長メッセージ>