先日、東京都北区で開催された「第4回広域自治体連携ミーティング」に参加させていただきました。この会議には、荒川上下流や利根川上流の首長、国土交通省関東地方整備局の皆さまが一堂に会し、流域での交流の促進や災害時の支援体制構築に向けた取り組み方針を取り交わしました。



私は以前から、気候変動や社会情勢の変化という大きな波の中で、持続可能な社会を築くためには「流域」という単位を基軸として捉え、それに基づいた対策を講じることが不可欠であると考えております。特に下流域の皆さまの安全で安心な暮らしを守るためには、水源地域における適切な森林整備や流域全体での治水の推進が必要です。しかしながら、上流域の自治体の多くは過疎化や高齢化といった課題に直面しており、その維持と発展には多くの困難が伴います。
だからこそ、上流域同士が手を取り合い、さらに上下流の自治体が密接に連携し、お互いの課題を共有し協力することこそが、下流・上流双方に計り知れないメリットをもたらし、流域の共生共栄に寄与すると確信しております。
このような思いから、市議会議員時代より流域自治体議員の皆さまに声をかけて荒川流域自治体議員勉強会を立ち上げ、毎年研修会を重ねてまいりました。そして、市長に就任してからは、この上下流連携を通じて流域全体の安全保障と経済活性化を図る「荒川流域圏構想」をマニフェストとして掲げ、その実現に向けて積極的に取り組んでおります。
今後とも流域の首長をはじめ関係者の皆さまと直接顔を合わせ、お互いに意見交換しながら連携を深め、それぞれの地域及び流域全体の未来が豊かになるよう努めてまいります。
