市長ブログ(令和7年)

清野市長

2025年7月9日 第1回 Glocal SDGs 全国大会in琵琶湖 New!

 先日、第1回 Glocal SDGs 全国大会 in 琵琶湖に出席しました。全国各地から約270名の参加者が集まり、地球沸騰時代における「流域連携」の在り方について考えを深めました。

 大会はフォーラム、分科会、オペラ、現地視察など多彩なプログラムで構成され、全国から集まった流域連携に知見や関心のある方々と流域の未来像を共に模索する素晴らしい機会となりました。

 分科会では「地域の流域連携」と題し、モデレーターとして長野麻子氏(株式会社モリアゲ代表)、パネリストとして山田邦博氏(日本建設情報総合センター理事長/元国土交通事務次官)、岡山県倉敷市長の伊東香織氏と意見交換を行いました。フォーラムでは、私から「荒川流域圏構想」について講演しました。この構想は、最上流に位置する秩父市が荒川流域のリーダーとして、経済、環境、防災など多方面の課題解決と未来への発展を目指すまちづくりのビジョンです。

 他の地域の発表として、地元である琵琶湖や富山県南砺市、岡山県倉敷市、さらには環境省の取り組みを聞くことができました。全国から集まった皆さんの前で発表し、「流域連携」の先駆者たちと専門的な意見交換をすることができたのは、大変貴重な経験となりました。

 分科会、フォーラム共にご一緒させていただいた倉敷市は高梁川流域自治体7市3町の連携中枢都市として、高梁川流域連携中枢都市圏を形成しています。今後の人口減少・少子高齢化社会への対応を図り、圏域全体の経済成長を目指しているなど、流域連携の先進都市としての取り組みを生で学ぶことができました。

フォーラム

 秩父は、先人たちが自然との共存や郷土愛を大切にして築いてきた「わかちあい」の精神が根付いている土地です。秩父市がリーダーシップを取り、中下流域と連携し、荒川流域の安全、発展、そして住民の幸せのために、これから全力で取り組んでいくことを、今回の全国大会を経て改めて強い覚悟と決意を新たにしました。荒川流域圏構想については、こちらをご覧ください。

皆さんで

2025年7月9日

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