


7月28日(月)、秩父地域の高校(秩父高校、秩父農工科学高校、小鹿野高校、皆野高校、秩父特別支援学校)の高校生と「秩父の“推し”。若者が広めたい秩父のコレ!」をテーマに、意見交換会を開催しました。高校生の皆さんが日頃感じている秩父の魅力や、この「推し」をこうすればもっと良くなるという熱い思いを直接聴く貴重な機会となりました。
22人の高校生が4つのグループに分かれ、「秩父の推し」を考えて発表し、私と意見交換を行いました。それぞれの「推し」のポイントは多岐にわたり、改めて秩父の多様な魅力を再認識することができました。
あるグループは「自然」を取り上げました。東京からこんなに近くに自然があることは魅力的で、秩父の宝であり財産です。この自然を活用した観光地づくりが大切であると再認識しました。
また、別のグループは「まつり」を取り上げました。若者がまつりに関わっていることは、大変うれしく思います。これからも「まつり」などの伝統文化に関わってくれることを切に願います。
一番印象的だったのは、「グルメ」に関する発表で出された「沼る」というフレーズでした。秩父は何度も足を運んでくれるハードリピーターが多い地域です。秩父は「沼る」可能性がある観光地なのではと感じました。このようなことを分析していくことで、私たちが知らない秩父のおもしろさが見えてくるのかもしれないと考えさせられました。



全体の発表を通じて、こうしたらもっと良くなるという提案の中に、SNSの活用が多かったという印象を受けました。今後、SNSを活用した発信力を強めていくことが大切であると思いました。
今回の意見交換会を通じて、高校生の皆さんが秩父に対して熱心に向き合い、その未来を真剣に考えていることを改めて強く感じました。皆さんの瑞々しい感性は、秩父市がさらに魅力的で住みやすいまちへと発展していくための大きな力となります。これからも、若い世代の皆さんと対話し、ともに秩父市の未来を創っていく機会を大切にしていきたいと考えています。
