先日、「秩父市ドローン社会実装コンソーシアム」設立総会を開催しました。
約30の法人会員、金融機関や支援機関、国や埼玉県、自治体などのオブザーバーなど、80人を超える方にご参加をいただきました。
秩父市では、これまで多くの民間事業者と協力してドローンを活用した取り組みを行っております。
令和2年度からは国の交付金を活用した「ソサエティ5.0事業」でドローン配送等に取り組み、令和4年度には、市内山間地域の中津川地区における県道の土砂崩落に伴い、孤立の危機にあった住民に対して、通信衛星「スターリンク」を活用した国内初となるドローンによる定期配送も実施してまいりました。
これらの取り組みを進めてきたこともあって、この度、政府が進める「デジタルライフライン全国総合整備計画」のアーリーハーベストプロジェクト「ドローン航路」整備の先行地域として、静岡県浜松市とともに選定されたものと思っています。
私は、このドローン航路整備の「先行地域」に選ばれたことは絶好の機会と捉えております。ドローンの活用がいよいよ社会実装に移行するタイミングが来たと感じております。今後も関係機関と連携し、デジタルライフラインの整備を進めていきたいと考えております。