2月4日(火)には、第1回上町まちづくり推進協議会が開催されました。
上町地区は、秩父市の中心市街地に位置し、夏冬の祭りで笠鉾や屋台が曳行されます。この地区は、本町・中町地区と同様に、秩父の歴史や文化が息づく重要なエリアです。また、歴史的建造物が数多く点在しており、幼稚園から小・中・高等学校、さらには専門学校や図書館が存在する文教地区として、魅力的な街並みを形成しています。
上町地区をより魅力的で住みやすい場所にするためには、様々な取り組みを進めていく必要があります。本推進協議会は、まちづくりおよび景観形成の方針を地域の皆さまと協同で検討するために設置されました。
地域の皆さまと共に、上町地区の特性を活かしたまちづくりを推進し、市民の皆さまからの意見やアイデアを大切にし、地域のニーズに応じた施策を検討してまいります。今後も、皆さまとの対話を重ねながら、上町地区の未来を共に築いていきます。私たちの手で、上町地区をより良い場所にしていくとの意気込みを持ち、ご挨拶をさせていただきました。
2月5日(水)は、第20回秩父市社会福祉大会が開催されました。
社会福祉の分野において、社会福祉協議会をはじめとする各関係団体やボランティア団体のご尽力は、地域社会で非常に重要な役割を果たしています。日々の活動を通じて、多くの方々に温かい支援を提供し、困難な状況にある方々の生活を支えるために尽力されていることに、改めて深く感謝申し上げます。
本日の表彰は、皆さまのこれまでの活動が認められた証であり、今後のさらなる活躍への励みとなることと思います。受賞された皆さまには、これからもその情熱と献身を持ち続けていただきたいと願っております。また、受賞者の皆さまが示してくださる模範的な姿勢は、他の方々にも大きな影響を与え、地域全体がより良い方向へ進むための原動力となります。
私たち秩父市も、引き続き皆さまの活動を支援し、連携しながら、より多くの人々が安心して暮らせる社会を実現するために邁進していく所存です。

先日、JOCジュニアオリンピック全国ユース選抜マウンテンバイク大会2024に出場した小崎選手に、秩父市スポーツ振興奨励金を交付しました。
会場の白馬村のクロスカントリー競技場は、滝沢サイクルパークBMXコースと同じく、国際大会にも対応できるように整備されているため、観客は迫力あるレースを間近で楽しむことができ、多くの観客が集まり、会場は熱気あふれる雰囲気だったそうです。
スポーツは、心身の健康を育むだけでなく、挑戦する力や忍耐力を養う素晴らしい活動です。スポーツを通して得た経験や教訓は、将来の様々な場面で活かしていくことができます。
私は、これからもスポーツに取り組む子どもたちの努力をしっかりと支援し、応援していきたいと考えています。

令和4年度より、埼玉医科大学と群馬大学は、文部科学省のポストコロナ時代の「医療人材養成拠点形成事業」に選定されている未来医療人の育成プロジェクトを行っております。
この事業は、地域で必要な知識・技能・態度・価値観を共有する将来の地域医療に貢献できる医療人を養成し医師不足地域の医師の定着を図ることを目的とし、埼玉県・群馬県、両県医師会、埼玉県立大学などの連携機関並びに両県県境地域の13医療機関の協力のもと、健康と医療を支える未来医療人の育成を目指して取り組むものです。
私は、このプロジェクトの外部評価委員となっており、先日、埼玉医科大学の教授らから今年度の外部評価委員会についての情報共有をしていただきました。
埼玉県と群馬県の共通の課題として、県域地域の医師不足や急速な高齢化、診療科の偏在などが挙げられます。私からは、医師が不足する地域に医師が定着するように、地域医療への志を持った医師の養成を引き続きお願いしました。また、医療機関だけでなく、介護施設や福祉施設、ソーシャルワーカーなどの多職種も含めて包括的なケアを提供できる体制の重要性などについても情報を共有しました。