品沢人形芝居の人形

市指定有形民俗文化財
昭和33年10月8日指定

品沢人形芝居の人形しなざわにんぎょうしばい  にんぎょう 一式

所在地:秩父市品沢1823番地
所有者:個人


 秩父説経節の元祖初代薩摩若太夫は、説経節を教えただけではなく、江戸から人形を買い求め弟子たちに人形の操り術を教えた。このことは、荒川小野原に残る説経節の奉納額に描かれている。
 明治初年、若太夫の弟子小林貞吉・多比羅半次郎等で「上品座」を組織し、大正末期まで各地で上演した。
 当家の祖先が座長をつとめたため人形が保存された。
品沢人形芝居の人形