市長ブログ(令和7年)

清野市長

2025年8月4日 ふれあい看護体験

 秩父市立病院のふれあい看護体験に参加しました。今回で27回目になるそこの行事には、「ケアの心」「看護の心」「助け合いの心」を育む素敵な思いが込められているそうです。看護職は病院や診療所だけでなく、介護保険施設や訪問看護ステーション、学校、保育園、産業保健など、さまざまな場面で専門的な知識や技術が求められています。この「ふれあい看護体験」が、医療職を目指す皆さんの可能性を広げる素晴らしい機会になればいいなと思っています。

ふれあい

 ふれあい看護体験は本当に興味深く、楽しい時間でした。普段、患者として医療機関を受診する際には待合室や診察室くらいしか立ち入ることはありませんが、院内見学もあり、手術室や病棟を見学させていただきました。参加した10人の高校生たちも、もちろん私自身も、医師や看護師だけでなく、スタッフそれぞれが協力して病院を支えていることを実感できたと思います。

 また、秩父看護専門学校の生徒たちも看護体験のお手伝いに来てくれました。参加した高校生にとって、年齢も近い彼女たちの存在が、より身近に看護の世界を感じるきっかけになったと思います。心から感謝いたします。

ふれあい

  聴診器や血圧計は身近な医療器具かもしれませんが、実際にそれを使って一人の患者さんに身体の状態を伝えることは、なかなかできることではないと感じました。体験を終えた高校生たちからは、医学的な知識だけでなく、コミュニケーションの大切さについての感想も聞かれました。医療関係者の皆さんに改めて感謝と尊敬の気持ちを抱きつつ、こうした体験プログラムをもっと広めていきたいと思いました。

 これからも、地域の皆さんと共に、医療や看護の大切さを伝えていけるよう努めてまいります。 

2025年8月4日

ブログ用カレンダー

<2025年8月>
272829303112
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31123456

ブログ用月別アーカイブ